9月2日の夕方にアカデミーヒルズライブラリー事務局から、メールが届きました。
私は、8月27日に、アカデミーヒルズライブラリーが主催する、著者の樋口耕太郎さんと編集者の柿内芳文さんのオンライン無料セミナーに参加したのですが、きっと、その関連で次のイベント案内とかなんだろうな、くらいの軽い気持ちでメールを開いて読み始めたら、また想像を裏切られて、びっくりしました。
(参加したオンラインセミナーについては、こちら(幸福に必要なのは自己肯定感)に書きました)
(書籍はこちら→「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」 (光文社新書) 樋口 耕太郎 (著))
誠実であること
樋口さんがオンラインイベント参加者への感謝から、事前と事後の質問にご自身のFacebookで回答しているので、希望者は友人申請ができる、という内容でした。めちゃくちゃ驚きました。そこまで誠実に対応されるのか、という驚きです。
セミナーを見てお話を聴いたあとも、書籍を読んだあとも、私が感じたのは、樋口さんがちょっと格が違うレベルの人格者だってことでした。品格が違うという表現で、うまく伝わるか分からないのですが、高僧みたいな感じ。
でも、語られる内容が、ふわっとした精神論とか、どこかの誰かの体験談じゃなくて、非常にリアルだから、「高僧+できるビジネスパーソン」のハイブリッド型って感じになっている気がします。
この課題に取り組んでみる
そして、樋口さんのFacebookに書かれた質問への回答を読んでいて、またさらに学びを深めました。
実は、本を読み終えてから、どのように自分は樋口さんの教えを実践するのかを考えていて、行き詰っていたんです。それは、「他人の関心」に関心を向けることの重要性は分かったけれど、自分には、やっぱりできないんじゃないか、ってことでした。自分の自己肯定感が低い人は、他人の関心に対して、関心を向ける余裕がないんですよね。
でも、樋口さんが大学のゼミで出された課題を見て、ハッとしました。それは、こういう内容でした。(樋口さんがご自身のFacebookタイムラインで共有されていました)
2020年度前期、沖縄大学の私のゼミの課題(の一つ)です。皆さんも取り組んでみませんか? 提出は不要ですが、心の単位が付与されます。
「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」を精読し、以下の課題に取り組んでください。①あなたにとって、人の関心に関心を持つとは、具体的にどういうことでしょう? それをどれだけの深さで、どれだけの時間、誰に対して注ぐのでしょう? これから学期終了までの間、自分の誠実な意識を他人の関心に向けてみてください。それが心からのものであれば1日10分間であっても構いません。結果を求めるのではなく、ただ、それが正しいと感じた時に、その人のために立ち止まり、その人が世界で一番大切な人であるかのように接してみてください。
(樋口耕太郎さんがご自身のFacebookタイムラインで共有されていたもの)
②そしてもう一つ、その愛情たっぷりの意識を、自分自身に向けてみてください。自分の関心に関心を注ぎ、自分が本当に望むことを、心から応援して、助けてみてください。
③その顛末をレポートしてください。
書くことが私の修行
私は、ずっと②の課題に取り組んできたのかもしれません。明日から、1日10分でも、結果を求めず、誠実な意識を他人に向けることを心がけてみたいと思います。
その顛末は、またブログに書くことにします。
毎日書くことは、私が自分を心から応援できるようになるための修行のひとつ。そういうことにも、改めて今回きづくことができました。