読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会まで11日 第一部:大衆の反逆 2:歴史的水準の上昇

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
読書会(勉強会)
この記事は約2分で読めます。

今月、私は「大衆の反逆」にチャレンジ中。今回は、第一部:大衆の反逆 2:歴史的水準の上昇から、気になったところについてメモしておきます。

ローマ帝国の歴史もまた、大衆が指導的少数者を吸収してその力を失わしめ、それにとって代わった大衆の反逆と支配の歴史である。そのときも、やはり密集と充満の現象が生じている。(注1ローマ帝国の場合の悲劇は、こうした密集の現象が起こる一方で、地方において人口密度の稀薄化が始まったことであり、それがローマ帝国の人口の絶対的減少をもたらしたのである)

(第一部:大衆の反逆 2:歴史的水準の上昇「大衆の反逆」オルテガ著 )

「大衆の反逆」ホセ・オルテガ・イ・ガセット (著), 桑名一博 (翻訳)

簡単に手に入れられることの弊害

歴史を学ぶ意義は、現代の事象から、未来を類推するための、ものさしを手に入れることだ、という点を最近になって、ようやくしっかりと腹落ちして勉強し始めたのですが、これ、中学か高校の時に気づいていたら、人生が変わっていたかもな。。。

第2章「歴史的水準の上昇」では、生活水準が向上し、ほとんどすべての人が、かつては上流階級しか手に入れられなかったような贅沢な暮らしができるようになったこと、また物質的に豊かになっただけでなく、基本的人権や市民権といった、限られた人しか持っていなかったものが、人間として生まれただけで与えられるようになったこと、そこから生じる問題が述べられています。

このオルテガの指摘は、私にとって、まったく自分にとって新しい視点でした。

確かに子どもの頃から基本的人権や選挙権について学習してはいたし、持っていることは分かっているけれど、それを感謝したことなど、正直いうとありません。

このことが、歴史軽視や傲慢さを生み出していると考えると、現代において、投票率が低いこと、政治への無関心などの事象にもつながる気がして、驚くと共に深く考えさせられました。

参加者(5名)

  1. もんざ (主催者)「大衆の反逆」オルテガ (著)
  2. たろうさん 「アフターデジタル2 UXと自由」藤井 保文  (著)
  3. あさはらさん「こころ」夏目漱石 (著)
  4. にしやまさん「グイン・サーガ」五代ゆう(著)
  5. maru(まる)さん「世界はシステムで動く」ドネラ・H・メドウズ(著)

共有予定の本

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
こころ
明治期の文学者、夏目漱石の長編小説。「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」[1914(大正3)年]。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の3部からなる晩年の傑作。親友Kを裏切って好きな女性と結婚した罪を負う先生の行く末には絶望と死しかない。「こ...
Amazon.co.jp
https://amzn.to/3fOPzLK
タイトルとURLをコピーしました