コミュニケーションがうまく成立しないのは、傾聴力やトピックへの関心が足りないことが問題なんだろうな、と気づいたので備忘記録を残しておきます。
上手なコミュニケーションとは
4月から読解力トレーニング講座を受講しています。長文読解の課題をいくつか提出するのですが、その課題のひとつが、良いコミュニケーションについてのアドバイスでした。
コミュニケーション訓練教育のプロ、デビッド・カニンガムさんが3つの基本原則(listening, distinguishing and creating)を説明するという内容で、やはり聴くことの重要性が説明されています。
また、6月10日に受講したオンライン英会話レッスンでも、コミュニケーションが簡単ではない理由を考えるTED-edの動画(Lesson by Katherine Hampsten)をみて考えさせられました。
それぞれから、私が学んだことを以下にまとめます。
3つの基本原則
カニンガムさんによれば、聴くこと、識別すること、創造すること。この3つが良いコミュニケーションの基本原則とのこと。と言われても、聴くこと以外はピンときませんよね。詳しく説明します。
- listening
- distinguishing
- creating
聴くことは、いわゆる傾聴です。相手が本当に言おうとしていることより、自分の思考にフォーカスしている場合、聴いているとはいえません。
識別とは、相手が実際に言っていることと、無意識に自分がそこに解釈を付け加えていることを自覚して区別することです。
創造するとは、言葉を宣言として活用して、自分自身を高めていくことです。
この三つは訓練すれば、誰でも習得できるし、同時に使えれば、人生の質を劇的に向上させられる、とのこと。
4つの改善策
ハンプステンさん監修のTED-exのアニメーション動画(4分半)を見ると、すぐ理解できると思いますが、簡単にまとめると、こんなかんじ。
- 積極的な傾聴(アクティブ・リスニング) ⇒非言語的な情報にも注意する
- 耳だけでなく、目・直感も使う ⇒言葉だけじゃない!
- 時間をかける ⇒自分のことばかり話すのはNG
- 自分の知覚フィルターを意識する ⇒文化、家族、宗教などの経験が自分の物の見方に与えている影響を自覚する
この4点すべてに、自覚的であることが、言葉による誤解や行き違いを防ぐために有効です。
個人的な意見
自分ができることにフォーカスした場合、これらのヒントは非常に有効でしょう。
問題は、相手がこれらの原則や方法を理解していない場合だと私は考えます。
TED-exの動画で、以下の2つのコミュニケーションモデルが紹介されています。
- 伝達モデル(相手にボールを投げつけてどこかへ行く)
- 交流モデル(キャッチボール)
こちらは2のモデルを目指していても、相手が1のモデルに固執する場合は、どうしたらよいのでしょうか。相当にこちら側が疲弊することは間違いありません。
その苦労を乗り越えて、時間をかけてコミュニケーションを継続する価値が、その相手にあるのかどうか、そこも考慮すべきポイントだというのが私の個人的な結論です。
参考
雑談
6/12(金)久々に友人と会って、営業を再開したショッピングを散策しながら雑談。おかげで久々に1万歩も達成できたし、コミュニケーションの在り方についての思考も深められた。閉じこもって本ばかり読むだけじゃなく、直接、対話できる機会を大事にしなければと思った。ただ、とても疲れるし自分の生活リズムを崩したくないので、頻度は1か月に1回くらいがちょうどいい。
**2020年3月16日にフィリピン政府からアナウンスがあって、マニラは3月17日(火)から4月12日(日)までEnhanced Community Quarantine (ECQ)を実施中だったが、4月7日(火)に4月30日(木)まで延長が決定。4月24日(金)に発表があり、5月15日(金)まで再延長が決定。5月13日(水)に発表があり、検疫体制をMECQ(Modified Enhanced Community Quarantine)に変更し5月31日(日)まで行うと発表。5月16日(土)規制が緩和されショッピングモールの営業が開始。6月1日(月)GCQ(一般的なコミュニティ隔離措置)がスタート。6/15に終了の予定。