ふとした気づきふりかえりTrial&Error

許すことで得られたもの

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玄米が好きなので、基本は週末に土鍋で炊いて冷凍しておき、平日のランチに持参するのが理想です。
とはいえ、億劫でコンビニを利用することも少なくありません。

コンビニでも自分を許せるのは、炊きたて玄米を提供してくれるミニストップが会社の近くにあるからです。しかも、その店舗で炊飯しているから、美味しい。

おにぎりだと、塩や油などの混ぜ物が入ってしまいますが、ごはんだけ購入することができるので、非常にありがたいのです。

でも先日、ちょっとしたトラブルがありました。
「玄米」を注文したのに、会社で包みを開いたら、「白米」だったのです。

ああ、やはり。と思ったのは、レジの担当者が新人の外国人男性だったから。
同じ商品のバーコードスキャンを2回して、それを修正せず、支払い金額を請求されたので、「2回スキャンしましたよね?」と指摘したら、減額してくれました。

そのときに「ご飯も種類を間違えている可能性がある」と、かすかに不安がよぎったのですが、その場では、追求しませんでした。

玄米だと思っていたのに白米だったのは、私にとって非常に残念な出来事でしたが、まぁ、これくらいは許せる範囲だし、その場で怪しいなと思ったのに、確認しなかった私にも問題があるだろう、とちょっと気分が悪くなりつつも、自分を慰めていました。

実は、この日は玄米の大サイズ200円を注文し、朝食と昼食の2回に分けて食べようと考えていました。
ちなみにサイズのバリエーションは、大200円250g、中150円150g、小100円100g だったかな?

仕事を始める前に、温かい白米を半分くらい食べて、残りは昼食用にと冷蔵庫に保存していました。
そして、全く期待せずに冷たい白米をお昼に食べ始めたら、本当に信じられないくらい驚きました。

めちゃくちゃ美味しいんです。おそらく炊きたてだったはずの朝の暖かい白米は、玄米じゃないことにがっかりして評価を落としたわけではなく、実際に香りも食感もイマイチで、とりあえず空腹を満たすために食べたんです。
でも、冷蔵庫で冷やした白米は、朝に食べたものと同じとは思えないくらい甘みと歯ごたえがあり、私の価値観が一変した瞬間でした。

おそらく、冷めて美味しいタイプの米を使っているんでしょう。
またぜひ、食べたいと思うくらい美味しかったです。

この体験をしたことで、私の注文を間違えた店員さんに対する感謝すら生まれました。
だって彼が間違えなかったら、絶対に私は食べることがなかったですから。
こういう偶然って、面白いですよね。
これからも、こういう経験ができるなら、店員さんの間違いは、どんどん許そうと思います。
二倍の金額を請求されることは除きますよ、もちろん。

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