6. やってみよう Lifestyle読書感想8.1. ふとした気づき8. Trial&Error

ジョルジョ・ペトロッキ Giorgio Petrocchiって誰ですか(神曲)

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6. やってみよう Lifestyle
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現在、ダンテの「神曲 天国篇」を読んでいます。デジタルダンテというウェブサイトで原文を見ていいたらPetrocchi Editionと書いてあります。あれ?作者はダンテでしょ?Petrocchi版ってどういうこと?誰?何て読むの?と気になったので、調べてみました。

講談社版も気になってくるじゃないか

講談社学術文庫の神曲には、ペトロツキの名前が出てきますが、私が読んでいる河出書房新社版だと、解説にも出てこないんで分かんなかったです。正直、そこは気にもしてなかった。。。

『神曲』には主だったものだけを挙げても、すでに山川丙三郎(岩波書店)、平川祐弘(河出書房)、寿岳文章(集英社)らによる邦訳がありますが、あるものは翻訳の底本が不分明であったり、訳文が現代の読者には難解すぎたり、文章の流れに重きを置きすぎるがために原典に忠実でなかったり、キリスト教世界を描くのに仏教用語を多用して違和感を与えたりと、それぞれに難点がある。これらを克服するために、本訳ではテクストの安定性や信頼性で評価の高いペトロツキ版(1968年刊)を訳出の軸として、原典に忠実でありながら、平明な表現を心がけました。

神曲 地獄篇 (講談社学術文庫) ダンテ・アリギエリ (著), 原基晶 (著, 翻訳) 講談社BOOK倶楽部

えっ!そうなの?って感じですよね?たしかに河出書房新社版だと底本が何かは明記されていません。神曲の原作って、そんなにいくつもバージョンがあったのか。。。

でもダンテに関する情報をウェブサイトを英語で検索すると、やはり神曲はペトロッキ版が一般的みたいですね。

Content: The panel on the left displays the Divine Comedy, edited by Giorgio Petrocchi (Italian, 1966-1967), digital edition by Robert Hollander and Frank Ordiway. The top right panel displays Henry Wadsworth Longfellow’s translation (English, 1867). The bottom right panel displays Robert Hollander’s commentary (English, 2000-2007).
内容は以下の通り。左側のパネルには、ジョルジョ・ペトロッキ編『神曲』(イタリア語、1966-1967年)、ロバート・ホランダーとフランク・オルディウェイによるデジタル版が表示されています。右上のパネルには、ヘンリー・ワズワース・ロングフェローの翻訳(英語、1867年)が表示されています。右下のパネルには、ロバート・ホランダーによる解説(英語、2000-2007年)が表示されています。( DeepL無料翻訳  英→日 )

Dante Lab Reader> Using the Reader

Divine Comedy features Dante’s text in the Petrocchi edition with English translations by Mandelbaum and Longfellow. Every canto page includes illustrations sourced from Columbia’s Rare Book & Manuscript Library as well as audio canto readings by native Florentine Francesco Bausi. (The audio readings are in process.) 「神曲」では、ダンテのテキスト(ペトロッキ版)にマンデルバウムとロングフェローの英訳をつけています。各カントのページには、コロンビア大学のレア・ブック&マニュスクリプト・ライブラリーから取り寄せたイラストと、フィレンツェ出身のフランチェスコ・バウシ氏によるカントの朗読音声が収録されています。(朗読は現在進行形で行われています。)( DeepL無料翻訳  英→日 )

Digital Dante>About>Overview(2019)

ジョルジョ・ペトロッキ Giorgio Petrocchi

それで結局、ペトロツキってどんな人なの?日本語で調べても全然情報が見つからなかったのでイタリア語で探しました。Google翻訳には本当に助けられます。1966年から1967年に編集したって意外と最近ですよね。しかも、たった2年で!でも、ここでまた疑問が。。。じゃあ、ペトロツキ版よりも前の神曲って、どんなだったの?ってこと。もっとぐちゃぐちゃで現代人には分かりにくいものだったのでしょうか。

PETROCCHI, Giorgio. – Critico e filologo, nato a Tivoli il 13 agosto 1921; professore universitario dal 1955, ha insegnato letteratura italiana nell’università di Messina e dal 1961 nell’università di Roma. Socio corrispondente dell’Accademia Nazionale dei Lincei, è condirettore dell’Enciclopedia Dantesca e di questa Appendice. Critico attento, si è occupato di quasi tutti i secoli della letteratura italiana: dal Trecento (Ascesi e mistica trecentesca, 1957) al Quattrocento (Masuccio Guardati e la narrativa napoletana del Quattrocento, 1953) al Cinquecento (Pietro Aretino tra Rinascimento e Controriforma, 1948; Matteo Bandello, 1949; I fantasmi di Tancredi, 1972) all’Ottocento (Edoardo Calandra, 1947; Fede e poesia dell’Ottocento, 1948; Scrittori piemontesi del secondo Ottocento, 1948; Lezioni dî critica romantica, 1975) al Novecento (La formazione letteraria di G. Pascoli, 1953; Poesia e tecnica narrativa, 1962). Particolarmente notevoli le sue indagini sul Mamzoni (La tecnica manzoniana del dialogo, 1959, e Manzoni: letteratura e vita, 1971); il più recente volume di P., L’ultima dea (1977), raccoglie studi e ricerche che vanno da Dante (per la lettura della Divina Commedia P. ha scritto una guida in tre volumi, 1978) a Foscolo. Come filologo, ha curato numerose edizioni critiche (Il mondo creato del Tasso, il Novellino di Masuccio Salernitano, la Vita Fratris Juniperi, il Teatro di P. Aretino); su tutte emerge, per l’eccezionale impegno di lavoro e d’impostazione, l’edizione della Divina Commedia (4 voll., 1966-67), realizzata in base alla tradizione manoscritta anteriore a G. Boccaccio.

PETROCCHI, Giorgio, in Enciclopedia Italiana, IV Appendice, Istituto dell’Enciclopedia Italiana, 1979.

ペトロッチ、ジョルジオ。 -評論家および言語学者、1921年8月13日にチボリで生まれました。 1955年から大学教授を務め、メッシーナ大学でイタリア文学を教え、1961年からローマ大学でイタリア文学を教えてきました。アカデミアナツィオナーレデイリンセイの対応するメンバーであり、ダンテスク百科事典とこの付録の共同ディレクターです。気配りのある批評家である彼は、14世紀(アッセシと14世紀の神秘主義、1957年)から15世紀(マスッチョ・グアルダティと15世紀のナポリの物語、1953年)まで、ほぼすべての世紀のイタリア文学を扱ってきました。 16世紀(ルネサンスと反改革の間のピエトロアレティーノ、1948年;マッテオバンデッロ、1949年;タンクレディの幽霊、1972年)から19世紀(エドアルドカランドラ、1947年; 19世紀の信仰と詩、1948年;ピエモンテの作家2番目の19世紀の1948年;ロマンチックな批評の教訓、1975年)から20世紀(G.パスコリの文学訓練、1953年;詩と物語の技法、1962年)。特に注目に値するのは、マムゾーニに関する彼の調査です(マンゾーニの対話技法、1959年、およびマンゾーニ:文学と生活、1971年)。 P.の最新巻であるTheLast Goddess(1977)は、ダンテ(神曲を読むためにP.が1978年に3巻でガイドを書いた)からフォスコロに至るまでの研究と研究を集めています。言語学者として、彼は数多くの重要な版を編集してきました(タッソによって作成された世界、マスッチョ・サレルニターノによるノヴェッリーノ、ヴィータ・フラトリス・ジュニペリ、P。アレティーノ劇場)。とりわけ、仕事と設定の並外れた取り組みのために、G。ボッカッチョ以前の写本の伝統に基づいて作成された神曲の版(4巻、1966-67)が際立っています。

引用したイタリア語をGoogle翻訳で翻訳しました。

また、余計なところに深入りしてしまいました。やれやれ。

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