新しいことにチャレンジする人を応援したくなるもんざです。
直前の連絡であれなんだけど、ZOOMでオンライン読書会やるから、良かったら参加しない?というFacebookメッセージをFNPC(金曜夜の哲学クラブ)で知り合った人からもらいました。
英語の読書会は、参加したいと思いつつ、ハードルが高くてためらっていたのです。
でも、せっかくの機会だったので、思い切って参加しました。
今回で2回目、ということでしたが、上手に45分を使って6名の参加者から意見を引き出していて見習いたいところがいくつもありました。
ドクタースースの絵本で読書会をすると聞いて、え?絵本で?と驚きましたが、思考を引き出す質問があれば、こういう題材でも十分ディスカッションできるんだという発見もあり、面白かったです。
ちなみに本は” Green eggs and ham”(緑の卵とハム)で、言葉遊びの要素が満載のナンセンス絵本です。
あらすじだけでも、読書会に参加するまえにチェックしようと思って検索したら、なんと約8分のアニメがあり、予習ができたので助かりました。
なにかを人に依頼するときに使う、WouldやCould、丁寧に断るときの表現、場所を表現するときの前置詞の種類が学べるので、英語学習にも良さそう。
会話スピードは速いけど、繰り返しばかりだし、リズミカルなので耳でも楽しめます。
これ、残念ながら邦訳はなさそうなんです。詩もそうですが、オリジナルの言語で韻を踏んで作られているものを翻訳して、ニュアンスを変えないってめちゃくちゃ難しいからでしょうね。
絵本ではないけど、日本語吹き替えアニメはネットフリックスであったみたい。
『緑のたまごとハム ~サムとガイの大冒険~』シーズン1 予告編 – Netflix
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
Upstream: The Quest to Solve Problems Before They Happen (English Edition) Kindle版Dan Heath (著)
Getting proximate is not a guarantee of progress. It’s a start, not a finish. Upstream change often means fumbling our way forward, figuring out what works and what doesn’t, and under what conditions. But in this context, even a defeat is effectively a victory. Because every time we learn something, we fill in one more piece of the map as we hunt for the levers that can move the world. 問題に近づいたとしても進歩は保証されない。それは始まりで、終わりではないから。問題を根源から断つような変化は、多くの場合、私たちが進むべき道を手さぐりすることだし、何ができて、何ができないか、それが、どのような条件でなのかを明らかにすることを意味する。でも、もしそれがうまくいかなかったとしても、事実上は勝利なのだ。だって、毎回私たちは何かを学ぶから。世界を動かすことができるレバーを探すための地図にひとつのヒントを書き込めるのだから。
(Chapter 7: Where Can You Find a Point of Leverage? テコの基点はどこ?)
第7章では、男子高校生たちが定期的に集まって自由に話せるカウンセリングルームの話(犯罪防止策)、医学生に地域の独居老人を定期的に訪問させレポートを書かせるプログラム(慢性病の発生原因理解)などの事例が取り上げられています。
やる前から言い訳して、チャレンジしなかったり、どうせ無理かなって、諦めちゃうこともある私ですが、絵本「緑の卵とハム」のサムとか、アップストリームに登場するチャレンジする人たちの精神力は見習うところがあるなぁと感じました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。