読み解く技法のクラスに参加して、今回学んだことのひとつに、レポートの書き方がある。基本的なことだから、忘れないように備忘記録として残しておく。
「●●について自由に論ぜよ」という課題が与えられたとき、どうやって書いたらいいのだろう。うっかり、自分の感情にまかせて書くと小学生の感想文みたいになってしまう。こんな感じ。(例)「ぼくは●●はXXだから良くないと思います」
自由なんだから、それでもいいじゃないか。そういう人もいるかもしれない。
でも、先人たちの学知を活用しつつ、自分の意見を文章にまとめる訓練をすることが重要だから、まずは百科事典で調べるクセをつけよう。
なにで調べるか
ジャパンナレッジPersonal(有料)
おすすめは、ジャパンナレッジPersonalだそう。月額1500円(税別)で百科事典、辞書など65種類が収録されている。6月末まで在宅応援キャンペーン33%割引なので、この機会に私も半年だけ試してみようと思う。(追記:6/4(木)に入会しました)
JKパーソナル+R「6か月コース」12000円 8000円 入会月は無料らしいので6月1日に手続きして12月末まで利用する。どのくらい活用できるか、実際に使った感想は、あらためてブログに記録しようと思う。
百科事典、国語辞典、英和辞典などだけなら、携帯電話のみで読める小学館百科プラス(月額200円税別)というサービスもあるみたい。
コトバンク(無料)
無料で調べる方法としては、コトバンクをおすすめされていた。こちらは朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館などの辞書から、用語をインターネットで横断検索できるサービスになる。著作権法で定められる引用に従えば、コンテンツの利用も可能。
Wikipediaには要注意
Wikipediaだけを参考にすると、情報に偏りが生じる可能性がある。できれば、ジャパンナレッジなどを使用し、複数の文献をチェック。
長文ほど難しくなる
「●●について自由に述べよ」という課題で6000字(400字詰め原稿用紙で15枚!)のレポートを提出した人がいる、と聞いて、書くのにどのくらい時間がかかったんだろうと、余計な心配をしてしまった。内容にもよるが、私は千文字書くのにも1時間くらいかかってしまう。
文章を書くことに慣れない人は、原稿用紙2~5枚程度で書くことから練習したほうがよさそうだ。長文になるほど、構成が難しくなる。
先生側も、それを読まなきゃいけないのだから大変だ。プロの作家が書いたものですら、時に読むのが大変なのに、素人が書いた、まとまりのものを読まなきゃいけないって、相当の忍耐力が必要ではないかと思う。(意図がつかめないメールが送られてきただけで、私はげっそりしてしまう…)
書き手は、しっかりと読み手のことを考える必要がある。レポートの読者は先生なのだから、先生に伝わる書き方と、指定されたボリュームを守ることはマナーじゃないかと思う。(先生は、書きたければ好きなだけ書いて良いよ、と超太っ腹なことをおっしゃっていましたが)
最初は、箇条書きで考えたことを書きだし、それを並び替えて、プロットを組み立て、文章にまとめ、文字数を調整する。調べものをする時間も考慮しておかないと、あっという間に時間が経ってしまう。書き終えたら、少し時間をおいて、最低1回は読み直すこと。そうすると、自分でも間違いに気づきやすい。
レポートのお手本
大学生・大学院生の優れたレポートが参考になると紹介していただいたものを2つ読んだ。確かに、とても参考になった。問題を提起し、事実を挙げて、結論を述べる。簡潔でムダがなく、スムーズに読める。
読みながら、自分のブログとの共通点も感じた。小見出しや参考文献リストを付けたりするところ。自分がこうして見出しをつけてブログを書いているのも、レポート作成の練習として役立っているならいいなぁ。
雑談
**2020年3月16日にフィリピン政府からアナウンスがあって、マニラは3月17日(火)から4月12日(日)までEnhanced Community Quarantine (ECQ)を実施中だったが、4月7日(火)に4月30日(木)まで延長が決定。4月24日(金)に発表があり、5月15日(金)まで再延長が決定。5月13日(水)に発表があり、検疫体制をMECQ(Modified Enhanced Community Quarantine)に変更し5月31日(日)まで行うと発表。5月16日(土)規制が緩和されショッピングモールの営業が開始。5月27日現在MECQ13日目。のこり5日。
5/26(火)AmazonからeBookの割引が失効するよ、というメールが届いており、せっかくなので活用させていただいた。購入したのはこれ。来月ゆるっと楽しむ予定。