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読書会まで13日 言葉は民族

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9. 読書会(勉強会)
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なぜアゼルバイジャン人の母国語はトルコ語なんだろう、と思ったもんざです。

先日、アゼルバイジャンの方とお話する機会があり、母国語は何ですか、と尋ねたら、トルコ語だと言われました。
聞けば、トルコ語、ロシア語、ウクライナ語、英語、ドイツ語が話せるそうで、びっくりしました。
でもWikipediaで見たら、母語はアゼルバイジャン語ってなってるんだけどなぁ。

南はイラン、北はロシアに接している国で1991年にソ連から独立した国で、彼は首都バクー出身とのことでしたが、アゼルバイジャンに住んでるっていうだけで、アゼルバイジャン人ではないのかもしれない。。。

あれ?なんで、トルコ語なの?って、その場でサクッと聞くべきだったなぁと反省しています。

さて、課題です。
わたしは、こちらを読んでいます。

「やさしいダンテ 神曲」阿刀田高 (著) 

「ダンテはラテン語から民衆の言語イタリア語へと、洗練された文章を示すことにより道を開き、その意味でルネッサンス運動の嚆矢とされているが、ここでも言葉は民族であり、民族は言葉であるというテーゼが表れており、中世に軸足を置きながらも、遠いギリシャの人間的な考えに目を向けたところがおもしろい」

「やさしいダンテ 神曲」阿刀田高 (著)  (第一話「崇高な片思い」)

ダンテの神曲は、いまでこそ古典として、ちょっと格式の高い本のように思われちゃっていますが、実は全然そんなことはなくて、もともと庶民向けに書かれた本なんですよね。だから、地獄篇なんか、俗っぽいところがいっぱいあって面白いです。

民族は言語であるって、確かにその通りで、だから侵略者は、自分たちの言語を押し付けることで、他国を同化できると考えるんですよね。
無理やり母語を奪われるのはイヤですが、何か国語も話せるようになるための教育を受けられるっていうのは、ちょっと魅力的です。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

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