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読書会まで12日 ドルチェ

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9. 読書会(勉強会)
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誘惑に負けてドルチェを食べて、ちょっと後悔したもんざです。
イタリアン・レストランに行き、ピザやパスタを食べて、お腹はいっぱいでした。
でも、メニューにのっていた数々のドルチェが、ものすごく魅惑的に見えたんですよね。

ふだんけっこう節制しているし、たまには、いいかな?
そう思って自分を甘やかしたのですが、結局食べすぎで苦しむ羽目になりました。。。
ここのところ、お酒は不要になってきたのに、甘いものを絶つのが難しいのはどうしてなんでしょう。

さて、課題です。
わたしは、こちらを読んでいます。
(1)は22日のZOOM読書会用で、(2)は29日の純文学読書会用です。

(1)「やさしいダンテ 神曲」阿刀田高 (著) 

「当時、人生は七十年。半分は三十五。ダンテは一二六五年の生まれだから、森へ入ったのは一三〇〇年のこと。日付も後世の研究により四月八日の夕刻に地獄に入り、煉獄、天国をめぐって翌九日の夕刻にこの世に戻った。つまり、ほぼ一昼夜の出来事とされている」

「やさしいダンテ 神曲」阿刀田高 (著)  (第二話 地獄の門を抜けて)

この本を読んでいると720年前のイタリア人の価値観が分かるのも面白いんです。
何を罪として罰するか、という点について、地獄に落ちた人々の罪状をダンテが丁寧に解説してくれています。
神曲でダンテが描いている地獄は、キリスト教的な視点なので、その時点で日本の文化とは異なるわけですが、現代のキリスト教文化につながる部分もあるので、そういった文化圏で暮らしてみると、ああ、こういう価値観なのか、と腹落ちする部分もあったりします。(日本では火葬が一般的だというと驚かれるとか)

(2)Thinking, Fast and Slow (English Edition) Kindle版Daniel Kahneman  (著)

“This is your System 1 talking. Slow down and let your System 2 take control.”

(Part1. Two Systems Ch1. The Characters of the Story )

感情的に判断したりするのは、システム1の得意なところなので、誰かがこんな風にアドバイスしてくれないときは、もう一人の自分がこういうべきだったりします。 ファスト&スローでシステム2を多く使うと、ジャンクフードや甘いものが食べたくなるって話があった気がするんですが、私がドルチェを注文しちゃったのも、システム2が怠けちゃってたからだと思うんですよね。

でも、母語じゃない言語を話し続ける環境って、システム2に負荷をかける行為なのかもしれません。(単なる言い訳ですね)
いつの日か、英語を使うことが、システム2ではなく少しでもシステム1に近づいてくれるといいなぁ。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

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