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19/07/16(火)読書会まで4日

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読書会(勉強会)
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ものすごく読みたい本を見つけて、ワクワク続きのもんざです。7月は、引き寄せられるように自分好みの本に出会ったり、絶妙なタイミングで紹介していただけたりするので、いったいどうしたんだろう、とちょっと不思議。

1・「ジャイロモノレール」森博嗣著

2・「インサイト」ターシャ・ユーリック著

3・「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」鴻上尚史著

1は岡田斗司夫さんが2018年11月に彼の動画で紹介していたもの。工学博士の森さんが幻の機械技術を完全復元したという内容で、通常ならば私が絶対に読むことのない分野の本です。でも岡田さんが最終章の「趣味とは何か」という定義を紹介してくださって、ものすごく読みたくなり、最終章から読み始めました(笑)

2は読書会メンバーのOoiさんから教えていただき、Amazonの解説と原書のウェブサイトを確認して、迷った末に日本語版を購入。まだ読んでいる途中ですが、内省すること、書くことに対しての迷いや疑問がいくつか解決されました。

3はストリート・ペーパー「Big Issue」のメルマガで知り、衝撃を受けたので、これから読みたいと思っているところ。9回特攻隊として出撃し、上官に逆らって全て生還していた佐々木さん(92歳)に著者がインタビューを行ったノンフィクション。
The Big Issueの関連記事にもすごく考えさせられました。

一見すると、この3冊は関連性がなさそうですが、何となく自分のなかでは繋がっています。読書後にブックレビューをブログに書こうと思っています。

さて、課題です。私は「The Communist Manifesto」(Friedrich Engels, Karl Marx)を読んでいます。

最後まで目を通して改めて最初から読み直してみると、エンゲルスが書いた序文に保たれている客観的で冷静な視点に気づきます。

ダーウィンの進化論が生物学に与えた影響を引き合いし出して、各時代の生産や経済の慣行を基礎にして、政治・経済・文明の基礎が築かれるため、歴史も進化して変化する。そのことをまず認める必要がある、というマルクスの理論は、現代の日本人には「当たり前」の主張に聞こえます。実際、私も最初は何がすごいのか良く分かっていませんでした。

けれども、状況を置き換えてみて初めて理解できました。例えば戦時中の日本では「特攻隊」は生きて戻ってはいけないのが「当たり前」の状況。でもその常識を、合理的な思考によって覆して生き残った佐々木さんの話を読んで、急に、そういうことか!と理解できたのでした。

こういう点が線に繋がる瞬間が、ほんとに好きです。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。明日もよろしくお願いします。

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