8.2. ふりかえり Retrospective9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム課題図書

18/03/03(土)読書会まで11日

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ラジオドラマ化された「一九八四年」の演出に聞き惚れていたもんざです。
ジョージ・オーウェルの「一九八四年」をAudibleで聴きました。

◎Nineteen Eighty-Four on my #AudibleApp https://www.audible.com/pd/B00B1V419I?action_code=SNGGBWS072717001P&ipRedirectOverride=true

俳優さんたちの演技力とBGM、効果音などの音響も素晴らしいドラマに仕上がっています。
1時間54分なので通勤時間を使って2日くらいで聴き終えました。

ジュリアとウィンストンのラブシーン、ウィンストンが拷問される場面など、かなりリアルな感じで作り込まれています。
ちょうど旧約聖書の創世記と出エジプト記も読み終わったところなのですが、こちらも愛憎やら裏切りがドッサリと出てきます。
なぜ人間は、セックス&バイオレンスな物語を求めるんでしょうね。

さて、課題です。
「一九八四年」の理解を深めるのに役立ちそうなサイトを探してみました。

◎Video SparkNotes: Orwell’s 1984 Summary


http://www.sparknotes.com/lit/1984/

スパークノーツはお気に入りのサイトです。
カズオ・イシグロの「私を離さないで」を課題本にしたとき、このサイトの「Questions and Topics」を参考にさせていただきました。
「一九八四年」は要約ビデオとクイズがオススメ。

日本語ですと、H.Tsubotaさんの翻訳がウェブサイトで読めます。

◎一九八四年 (Nineteen Eighty-Four, 1949)
ジョージ・オーウェル 著 H.Tsubota 訳
http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/1700656.html

オーウェルの評論集が読めるので、より作者の思考に近づくことができます。
今回の課題に関連するなら「なぜ私は書くのか」というエッセイがオススメ。

課題本「欠乏の行動経済学」の第10章にユダヤ教の「安息日」の例が示されています。
すぐにゆとりをなくしてしまいがちな私たちには、一週間のうち一日だけ「なにもしてはいけない日」が定められているのは、良いことなのかもしれません。

でも、「しなくてもよいdon’t have to」ではなく「してはいけないmust not」って言われると、威圧的なビッグブラザーみたいでイヤな感じになりますけど。
私だったら、やらされるんじゃなくて、自分で考えて自分の意志で「安息日」を作りたいな。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日も、どうぞよろしくお願いします。

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