裏で私も何が言われてるんだろうな、と思ったもんざです。久しぶりに飲み会+カラオケというコンビネーションを経験しました。非常に学びと気づきが多かったのは、メンバーにbackbiter(陰口をいう人)がいたからです。数年前に一緒に飲んだ時も、「この人はゴシップ屋だな、気を付けよう」と私の中で赤信号が点滅しました。今回も、相変わらずのbackbiterっぷり。どんな心理でそうなっちゃうのか不思議になって調べたところ、こんなサイト(悪口ばかり言う人の5つの末路)を見つけました。
- 寂しがり屋でかまってほしい
- ネガティブ思考で被害妄想が激しい
- 負けず嫌いでプライドが高い
- 固定概念が強く偏った人格をしている
- 人によって態度をコロコロ変える
こういうタイプではないですか?という記述があって、とても勉強になりました。特に「共通の敵を作り、仲良くなりたい」という心理から陰口を言うのだ、という分析には、まさにそうかもしれない、と思ってギョッとさせられました。どこかのタイミングで自分で気づいてくれたらいいんですけどね。
自分の殻に閉じこもると悪循環に
今月の読書会で私はドストエフスキーの「地下室の手記」を紹介予定です。地下室男さんは、まさに「悪口ばかり言う人」の特徴にぴったり当てはまります。
ところが、あの連中ときたらどいつもこいつも薄のろで、おまけに群れの中の羊みたいに互いにそっくりなのだ。ひょっとすると役所の中で、自分は臆病な奴隷なのだという気が絶えずしていたのは、ただ一人、俺だけだったかもしれない。そんな気がしていたのは、まさに俺の知性が発達しているからである
「地下室の手記」 (光文社古典新訳文庫) ドストエフスキー (著), 安岡 治子 (翻訳)
自分だけが優秀で、ほかの人はみんな、どうしようもない、という思い込み。自分の殻に閉じこもって、他の人と交流しないと、さらにその思い込みは強化されていきます。けっこう救いがないかんじになっちゃいますね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参考
ひきこもり回想録『地下室の手記』
ドスト作品中の貨幣価値考察 (ブログ:アンテクと駅長)
・親戚の遺産 6000p=600万円
・豪華な食事代 7p=7000円
・馬車代 50k=500円
・運命の5ルーブル=5000円
参加者(2名)と共有予定の本
世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。後の5大長編へとつながる重要作品であり、著者の思想が反映された主人公の苦悩をリアルに描いた決定訳!
<内容:アマゾン商品説明より> 「地下室の手記」 (光文社古典新訳文庫) ドストエフスキー (著), 安岡 治子 (翻訳)
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