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シンクロニシティって何だろう

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思いがけず、色々なことが繋がって、ふと気づくと物事が好転していることがある。
そんな共時性をシンクロニシティと言うらしい。

意図していない、とは言っても「全く何もしていない」のとは違う。
何かしら自分が好きなことや得意なことを夢中になって行っていると、その行動がシンクロニシティを呼ぶ、ということらしいのですが、どうも良く分からなかったのです。

例えば、もともと参加を予定していたイベントまでの空き時間に、なにか別の予定を追加して、それが当たりだった場合、友人に言わせると、それはシンクロニシティになるみたい。

だとすると、この本を書店で見つけられたのも、シンクロニシティで良いのかもしれない。

◎知的戦闘力を高める 独学の技法 Kindle版
山口周 (著)
http://amzn.to/2HGdrA6

私の中で色々なキーワードがあるのだけれど、最近は「独学」「リベラルアーツ」「哲学」「社会学」に引き寄せられていて、そういう意味で、この本は久しぶりに「買わなきゃいけない」と思わせられる内容でした。同じ著者の本は、以前から気になっていたのですが、今回は、書店で手にして読み始めた瞬間に、この内容をしっかり自分の中に落とし込まなきゃ、という気持ちになったんですよね。

「大量に本に目を通す必要があるのは、じっくり読むべき本を見つけるため」
「読んだ内容を記憶するだけでは意味がない」
「読書は無目的でOK」

ところどころに差し挟まれる賢人たちの言葉のチョイスにもクラクラするほど共感しました。

■「ひとは単に知っていることによって知慮あるひとたるのではなくして、それを実践しうるひとたることによってそうなのである」アリストテレス『ニコマコス倫理学』
“Aristotelis De moribus ad nicomachum libri decem”

■「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるか言いあててみせよう。」ブリア・サバラン『美味礼賛』
“Tell me what kind of food you eat, and I will tell you what kind of man you are.”
Brillat-Savarin. The Physiology of Taste; Or, Transcendental Gastronomy (Kindle Location 106).

■「万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である。」フリードリッヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』
Books for the general reader are always ill-smelling books, the odour of paltry people clings to them.
“Beyond Good and Evil: Prelude to a Philosophy of the Future” Friedrich Wilhelm Nietzsche

ほんとに、そろそろガーベッジイン・ガーベッジアウトを卒業したいと考えていたので
じっくりと古典を読み独学力をアップさせるしくみを作っていきます。

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