やってみよう

美術館で考えるにTRY

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やってみよう
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箱根彫刻の森美術館を家族で訪れました。
母と弟が、同じことを(別々にだったのですが)
私に語ったことに、少し驚きました。

「自分には、難しすぎて、よく分からない・・・」

私には、二人が何か、考えすぎているのでは
ないかと思えたので、
「自分がその作品を、瞬間的にどう感じたかを
受けとめるだけで、いいんじゃないかなぁ?
私は、あ、これ、なんか、カッコイイ。とか、
うわぁ、きれいだなぁ、とか、こっちよりも
あっちの方が、好きだなぁとか、そんなふうに
感じるけれども。
わけがわからない、というのもありだとは
思うけれどね。」と、さりげなく話してみたりして。

年に何度も美術館に行くわけではないし、
アートに詳しいわけでもないのですが、
こういう空間には、非常に魅力を感じます。

まず見ること、感じることを、楽しんで、
そして、自分が好きだと思ったもの、
なんだか気になるなぁと思ったものだけを、
大切に心に留めておいて、
気が向いたら、なぜその作品が
生まれてきたのかを調べてみたりすると
発見があったりして、また楽しめます

甥っ子たちは、芝生に倒れている人型の彫刻に
大笑いしたり、超巨大な目玉焼きのオブジェに
驚いたり、広い敷地を駆け回っていました。

私も、春になったら、もう一度ゆっくり野外の
作品を見て回りたいと思いました。


▲「働く人々」(八角堂レリーフ)建畠大夢

実は、じっくり見なかったレリーフ。
次回は、もう少しゆっくり見てみたいと思います。

▲「勢塊」 安藤泉

鋼を金槌で叩き成形する鍛金という技法で作られた
作品だそうです。近くでみると、圧倒される迫力が
あったのですが、こうして写真でみると、意外と
やさしい顔の牛ですね。上に乗ってみたいと
思うのは私だけでしょうか?


▲エミール・アントワール・ブールデル「自由」

アルゼンチン建国の父 アルヴェアル将軍の騎馬像を
囲む4つの習作のうちのひとつ。
他に「力」「勝利」「雄弁」がありました。
が、私が一番好きなのは「自由」!
他の三体は男でしたが、
どうして「自由」だけは、女なんでしょう。
それにしても、大きい。私の身長が約160cm
なので、3mはありますよね。
下から見上げていると、お顔がよく見えません
でした。

▲「歩く花」フェルナン・レジェ

20世紀前半に画家として活躍したレジェですが
晩年は建築との共同制作を目的とする
モニュメントを手がけたそうです。
こんなにでっかいのに、なんてかわいいの!
抱きついて写真を撮りたくなってしまいました。

▲ピカソ館、ほんとに楽しかった!
写真は撮れなかったですが、金で作られた
バッカント(Bacchante 1967-1968)という
作品が気に入りました。

コメント

  1. もんざ より:

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    >Tsubakiさん
    作品と融合している!
    なんてうれしいお言葉、ありがとうございます!
    近くでじ~っと見たり離れて見たり、彫刻の森
    美術館だと自分のペースで楽しめるのが
    とてもいいなぁと私は思いました。
    自分で絵を描いたり彫刻する人は、近くて
    じっくり見たかったりするんじゃないかなぁ・・・

  2. Tsubaki より:

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    ちょっと遅いコメントですが急に美術館に行きたくなった時にたまたまこの記事へたどり着いたので・・。
    確かに、美術館で絵や彫刻などを見てると
    至近距離でじーーっくり見ている人がいるけど
    ちょっと遠くから”感じる”って感じなんだろうなぁと思いました。
    ホント、青いコートと青い空、作品ともんざさんが融合してる感じイイですね。(^O^)

  3. もんざ より:

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    >エマソンさん 「わけのわからないもの」だけど「惹かれる」→自分にとっての「あたらしい発見」へのきっかけ…なるほど!音楽も、そうなんですね?私も、音楽、
    ちょっと冒険してみようと思います(^^)

  4. エマソン より:

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    私も、今年は感性を磨くべくいろんな芸術作品に触れる年にしようと思っています。音楽でもそうですが、「何じゃこの曲??」とわけのわからないものが、何度となく聞くと、気になったり、好きな曲になってたりすることがよくあります。わけわからない感覚というのは、新しいものに出会えた瞬間なのかもしれませんね。

  5. もんざ より:

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    >ITオヤジ@キイチさん 「芸術は感じるもの・感動するもの」いい言葉ですね。ピカソ館、私も気に入りました。足湯近くのミュージアムショップの2階にある緑陰ギャラリーもステキですよね!ムーアやジャコメッティの作品がほとんど貸し切り状態で見られることに感激しました☆中でも、私はメダルド・ロッソの「貧しい食事をする子供」という作品にも、非常に惹きつけられました。

  6. もんざ より:

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    >りんめいさん 「まじありえないでしょ」確かに、そう思うものがあって、楽しいですよね。青いコート、最近のお気に入りなので、褒めていただいて、とっても嬉しいです。ありがとうございます☆

  7. SECRET: 0
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    私も、去年の11月に妻と行きました。ピカソ館がお気に入りです。芸術は、解釈するものではなく、感じるもの感動するものだと思います。

  8. もんざ より:

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    >k1nishiさん 私は、そう思いますよ~。牛の彫刻を見て、上に乗ったら面白いだろうな~とか(さすがに乗らないですけどね(笑)、思ったら楽しいですよね。うわ~、この絵、毎日眺められたらステキだろうな~とか、私の鑑賞法はそんなもんです。

  9. りんめい より:

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    私も芸術鑑賞はとても好きですが、わかるのかと聞かれたら「いや、さっぱり」です。絵も彫刻も色彩や質感は実際に見るとすごく伝わってくるものがあります。それに対して「きれい!うけるー。え、まじありえないでしょ。」とか思うのが楽しいです。
    ぬけるような青空の下、鮮やかな青いコートがとてもお似合いです!まわりの作品に負けてないぞ。

  10. k1nishi より:

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    私も美術館に行っても「わからない」とすぐに言ってしまうので、あまり行っていません。
    純粋に楽しめばいいんですね。

  11. もんざ より:

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    >チョビベリーさん はい~~。ありがとうございます☆ほんとに青空がきれいでした!寒かったのですが、楽しかったです(*^▽^*)ピカソ館は、ほとんど、母と二人で回ったのですが、勝手な解釈しまくりで、他愛もない会話を楽しみました。

  12. SECRET: 0
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    私も6月にお母さんと行きました!
    んで、やっぱり良く分からなかったんで、「これはこうかな?」とか勝手に考えたりしました。
    晴天で良かったですね!!

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