読書会(勉強会)カウントダウンコラム

17/10/12 (木)勉強会まで6日

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フレンチブルドッグの事実を知ったもんざです。

子どもの頃、動物管理センターの譲渡会で白い子犬をもらい、飼っていました。
血統書付きの犬がペットショップで高額で売られていると知ったときには、
こういう商売があるんだ、と非常に驚きました。

今日、Podcastを聞いて知ったのですが、カリフォルニア州のペットショップでは繁殖業者からの購入を禁止され、保護動物のみを販売することが定められる法律が施行される可能性が高いそうです。(1*)

フレンチブルドックの事実とは、愛玩動物として交配して作られた種のため、とても病気になりやすく、身体的な欠陥を伴っている個体も多く、飼育が困難なのに、見た目が可愛いという理由で高額で売買されているということです。(2*)

さて。課題です。
この話題で私が考えたいと思ったのは、「動物を愛玩道具として遺伝子操作して作り替えることの是非」です。

現在、日本でも愛玩動物として人為的に交配され、モノのように高額で売り買いされる犬猫が約85万匹(2015年度)いる一方で、5万頭ちかくの犬猫が殺処分されています。(3*4*)

そのうち、日本でもアメリカと同じような法律ができて、保護動物の殺処分件数が半減する日がくるかもしれません。

ただ、私の関心事は、なぜ容易に誰かが作った価値基準に疑問をもたず従ってしまう人がいるのか?という点にもあるんですよね。

このニュースを聞いて、中国で過去に行われていた纏足がハッと思い浮かびました。約1000年前から20世紀初頭まで行われていた女性の足を小さく奇形にするための習慣です。

動物だけでなく、人間は自分たち自身もナチュラルでない形に歪めることを好む場合があるんですよね。なぜなんでしょうね。
これを、なんとかロジカルに考えられるといいんですけど。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

1* https://leginfo.legislature.ca.gov/faces/billTextClient.xhtml?bill_id=201720180AB485
http://www.prnewswire.com/news-releases/ab-485-pet-rescue–adoption-act-passes-california-state-assembly-55-11-300466049.html
2* 285. バイリンガルニュース 10.05.17
https://goo.gl/xkfGdC
フレブル要注意の病気
https://frenchbulldog.life/cate/careful
3* 統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」環境省
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
4* 犬猫の流通、1年で10万匹増 途中で2万5千匹死ぬ
http://www.asahi.com/articles/ASK1J6GK4K1JUTFL00L.html
5* 表情豊かで愛くるしいフレンチブルドッグの価格はいくら?
https://peco-japan.com/51044
6* 纏足(てんそく)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BA%8F%E8%B6%B3

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