映画で「純粋な情熱」が核だなって実感したもんざです。
近所の図書館で名作映画の無料上映会をしているので、少し気になる作品は、見に行っています。今日は、「フランシスコと二人の息子」という1960年代のブラジルを舞台にした映画を見ました。カポエイラというブラジル発祥のスポーツが趣味なので、興味を持ちました。
この映画はブラジルのトップミュージシャンの半生を描いた内容で、典型的なサクセスストーリー、ハッピーエンドの物語です。
主人公の幼少時代の風景やエピソードが特に印象的でした。牧歌的な片田舎の田園風景が非常に美しかったことや、流れるカントリーミュージックも心に染みる響きで癒されました。バスターミナルで主人公と弟がアコーディオンとギターを弾きながら天使の歌声でハーモニーを聞かせてくれる場面では涙がでましたよ。
実は、喜劇よりも悲劇の方が好きだったりするのですが、喜劇は見た後味がさっぱりしていてラクでいいですね。
さて。無理矢理、課題につなげてみます。
課題図書では「目指したいものに向かう純粋な情熱」と「自己肯定感」が核だと書かれていました。
私が見た映画の主人公は、歌手として大成功したのですが、子どもの頃は音痴と言われ、楽器もずっと下手でした。でもやはり音楽が好きで、ずっとずっと人に何と言われようと練習し続けていたんですね。この姿勢に私は本当に背中を押される気持ちになりました。だって私自身、カポエイラが好きだけれども上手くならなくて、自分が信じられなくなることがあります。
だからといってカポエイラを止められるか?と聞かれたら、もちろん止められないんですよね。だったらムダに悩むのを止めようと、ホントに思いました。自分で自己肯定感を下げてどうするのよ?って話です。「目指したいものに向かう純粋な情熱」を持っていることは分かっているので、これを大事に育てよう!と気づくことができました。
いやあ、映画ってホントにいいもんですね。(By水野晴郎 懐かしい!)
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