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読書会までラスト10日/黄金時代への郷愁

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corn fields under white clouds with blue sky during daytime 1. Zoom読書会
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またか!と笑ってしまったもんざです。

久しぶりに夢を見ました。

記憶があるうちに記録するため音声入力を活用しています。

どうやって説明したらいいのか良く分からない状況を寝ぼけている状態でスマホに話しかけつつ、記憶にある映像を言語化してみるのは、けっこう大変。

自分の夢ですけど、知らない人たちや、知らない場所、よくわからない道具などが登場するからです。

しかし確実に登場する良く分かるものは食べ物です!!

私の夢には必ず美味しそうな食べ物が出てきます。

今回の夢にはバームクーヘンとか、クッキーとか甘い系のお菓子がテーブルいっぱいに出てきました。

ごはんの前だからお菓子を食べちゃだめだよね、と遠慮して手を出しませんでした。

でも夢ならいくら食べても良かったんだ!!!

目が覚めるまえに、もうちょっと食べておけば良かった。

もんざの進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU

今回は、1944年4月20日にマンチェスター・イヴニング・ニュースに掲載された書評から、印象に残ったところを共有します。

オーウェルは書評も行っていたようで、ここでは「クリケット・カントリー」(ブランデン著)の内容が好意的に評価されていました。

引用「ブランデン氏のいちばん懐かしい思い出がすべて田舎のクリケットであることははっきりしていて、それも、田舎の地主貴族レベルのクリケットでさえないのだ。(中略)試合の途中に急ぎの仕事で鍛冶屋が呼び出され、そろそろ暗くなってくるころ、四点打の打球が堺のところにいた兎に当たって死んだりするといった、のんびりした田舎ゲームなのである」

引用「だが、本書のいちばんの本質はーーーこれはブランデン氏の書くものすべてにあてはまることだがーーー1914年以前の、その後の世界では望むべくもない、平和な黄金時代への郷愁である

引用「本書には、ところどころ書きすぎの箇所もないではない。それは、ブランデン氏が、酒を断れない人とおなじように引用をあきらめられないせいなのだが、この本を読むのは楽しく、平和というのは単に銃火が一時的にやむ以上のものだということも、思い出させてくれるのである」

クリケットというスポーツの名前は知っていますが、イギリス人にとって、そこまで大切にされるスポーツだったとは知りませんでした。まちがいなくオーウェル自身も好きなんだろうな。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加予定者(4名)

  1. もんざ「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU
  2. Treeさん「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房 https://amzn.to/4hhvugb
  3. じょあんなさん「算数文章題が解けない子どもたち ことば•思考の力と学力不振」岩波書店 今井むつみ著 https://amzn.to/40Oghwo
  4. にしやまさん「REAPPRAISAL リアプレイザル」内田舞(著)実業之日本社 https://amzn.to/4aT00Ll

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共有予定の本

鋭利で辛辣、政治一辺倒――そんなオーウェルのイメージは本書を読めば心地よく裏切られる「人間はぬくもりと、交際と、余暇と、慰安と、安全を必要とするのである」自然に親しむ心を、困窮生活の悲哀を、暖炉の火やイギリス的な食べ物、失われゆく庶民的なことごとへの愛着を記して、作家の意外な素顔を映す上質の随筆集

「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU

生産性を高める新しい機械や生産方法は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反している。中世ヨーロッパにおける農法の改良は飛躍的な増産を実現したが、当時の人口の大半を占める農民にはほとんどなんの利益ももたらさなかった。船舶設計の進歩による大洋横断貿易で巨万の富を手にする者がいた一方で、数百万人もの奴隷がアフリカから輸出されていた。産業革命にともなう工場制度の導入で労働時間は延びたにもかかわらず、労働者の収入は約100年間上がらなかった。なぜこのようなことが起きるのか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する。

「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房 https://amzn.to/4hhvugb

つまずきの原因を「読解力が足りない」で済ませては支援につながらない.著者らは学習の認知メカニズムにもとづいて,学力の基盤となることばの知識,数・形の概念理解,推論能力を測るテストを開発.その理念と内容,実施結果を紹介し,それで測る力が算数・国語の学力とどのような関係にあるのかを質的・量的に検討する.

「算数文章題が解けない子どもたち ことば•思考の力と学力不振」岩波書店 今井むつみ著 https://amzn.to/40Oghwo

ハーバード大学医学部准教授の著者(小児精神科医/脳神経科学者)による、”今よりもきっと楽に生きられる思考法”「リアプレイザル(Reappraisal)」の解説書。本書で解説する「リアプレイザル(Reappraisal)」は、科学的根拠のある心理療法である「認知行動療法」の中の対処法の一つです。それは「嫌な感情を覚えた際に、それをできるだけよい感情に変えていく」方法です。不安・恐怖・緊張・焦燥など、さまざまな感情のコントロールに有効であることが多くの研究からわかっています。

「REAPPRAISAL リアプレイザル」内田舞(著)実業之日本社 https://amzn.to/4aT00Ll

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