9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会まで6日/個人主義

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9. 読書会(勉強会)
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こわい!なんなの!と驚くもんざです。

10月末にバンコクに行くので情報収集していたところ、とても面白いブログを発見。

大学を1年休学してタイに留学されている女性が作者ですが、パワフルです!

アメブロで定期的に情報を更新されているのですが、特に興味深いのは病気の記録。

蚊に刺されて、ひどい水ぶくれになり通院する事態になる経験を繰り返されています。

海外で最も困るのが、病気、ケガ、事故です。

るんびーさんは、しっかり対応されブログに記録も残されていて、素晴らしい。

しかし蚊に刺されてデング熱になるのは分かるけど、水ぶくれになって歩けなくなるって、いったい、なんだろう?

ちょっと調べたらアレルギー反応みたいですね。

これは個人差がありそう。でもこわい。

[【虫刺され】『水ぶくれ』ができるのは何の虫?原因、症状、対策を解説|田辺三菱製薬|ヒフノコトサイト](https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1220)

めちゃめちゃ面白くハマるのでお時間があるときにどうぞ。

[るんびーのタイ留学日記](https://ameblo.jp/runbi67/)

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著) 

今回も、「第3部 英国労働者階級の100年ーー歴史の中に現在が見える」から印象に残ったところを共有します。

日本の状況と重なる部分もあり、ここから学ばなきゃダメだろう。。。と考えさせられました。

片っ端から国営企業を民営化していったサッチャーは、もはやあるものは個人のみであり、サポートの必要な人々は、国ではなく隣人に頼れと言っていた。このような能力主義の殺伐とした社会は、人々の不安を高め、格差と不平等を拡大させた。1990年には、成人の51%が、政府は富の再配分を行うべきだと信じ、58%が福祉への財政支出を増やすべきと感じていた

すでに1997年の調査で、家族全員無職の家庭で生活している就労年齢の人々の数が450万人に達し、6人に1人が国の給付金で生活していることが明らかになり、これは西ヨーロッパの国々で最も高い数字になっていた。

2000年までには70%を超える労働者が、肉体労働ではない仕事に就いていた。セールスやオフィスでのデータ入力などの仕事に就いている人々も多かったが、新たな「ワーキング・クラス。ジョブ」と呼ばれたのは、コールセンターの仕事だった (補足:すぐにコールセンターの仕事は人件費の安いインドなどへ移る)

雇用政策や失業対策を怠ると、こういう事態になるという事例であり、また、政党政治は自分たちの短期的な利権を優先しがちで、自分たちの現在の政策が10年後にどんな結果をもたらすかまでは予測しえないのだ、と分かります。

同じ国のなかで、貧しい人々を敵視して排除する方向性を強化し始め、そこが加速し続けているとなると、その国はけっこうヤバい状況が始まっていると思ったほうが良さそう。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ 「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著)
  2. じょあんなさん(選書中?)
  3. にしやまさん「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」(新潮新書) 橘玲 (著)
  4. みっつさん「なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門」(マガジンハウス新書) 野村泰紀 (著)

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共有予定の本

2016年の英国EU離脱派の勝利。海外では「下層に広がる排外主義の現れ」とされたが、英国国内では「1945年以来のピープル(労働者階級)の革命」との声も多かった。世界で最初に産業革命、労働運動が起きたイギリスでは労働者こそが民主主義を守ってきた。ブレグジットは、グローバル主義と緊縮財政でアウトサイダーにされた彼らが投じた怒りの礫だったのだ――。英国在住の注目の著者がど真ん中から現状と歴史を伝える。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著)

ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。

この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

<内容:Amazon 書誌情報より>「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」(新潮新書) 橘玲 (著)

ニュートン力学から相対性理論、量子力学まで……「宇宙を支配する力」に迫る知的探求の旅!
本書では、カルフォルニア大学バークレー校教授で理論物理学者の野村泰紀さんが、「ニュートン力学」や「相対性理論」といった古典物理学から、「量子力学」などの現代物理学に至るまでを概観しつつ、「重力はなぜ存在するのか?」という謎に迫ります。

宇宙を動かす根源的な仕組みや、自然界を支配する法則への理解がぐっと深まる、読むだけで世界の「解像度」が上がる一冊です。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門」(マガジンハウス新書) 野村泰紀 (著)
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