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読書会まで7日/歴史を学ぶ

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読書会(勉強会)
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もう!またなの?とため息が出たもんざです。

8月21日(水)はフィリピンの祝日の予定でしたが、23(金)に変更するよ、というお達しが大統領から15(木)に出ました。

まったくもう、せめて1カ月前に告知できないんですかねぇ。

でも、まだ祝日の前日の変更じゃないからマシになったと思わなきゃいけないのか。。。

しかしなぁ、この国のこういう行き当たりばったりな精神が、効率の悪さを生み出して、いたるところでムダな仕事とミスを増やしてるのでしょうよ。

ほんとに!たのむから!改善してください!

(どこにも届かぬ願い。。。朝からイラついていて申し訳ありません。。。)

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著) 

今回は、「第3部 英国労働者階級の100年ーー歴史の中に現在が見える」から印象に残ったところを共有します。

アマゾンレビューを見ると、この本の第三部は単にセリーナ・トッドの「ザ・ピーブル」の要約に過ぎない、と辛口のコメントが書かれていたりします。

私はトッドの本を読んでいないので、あれですが、要約だったとしても、著者は最初にその点も隠さず言及しているし、その本を読まなくても、概要を知れるのだからいいじゃないか、と思っています。一冊の本から要点を抽出して整理することだって並大抵のことじゃないです。

(アナイリン・ベヴァンは)今でも英国の人々が、「王室と並んでこの国を代表するもの」と公言して憚らないNHS(国民保健サービス)を設立したのである

私は、日本国外に住むようになって、本当に日本の国民皆保険制度のすばらしさを再認識しています。英国人がNHSを誇るように、日本人は皆保険制度を世界に誇れると思いますね。

1965年には、英国初の人種差別禁止法、人種関係法ができ、公共の場での人種差別行為が違法になった。1967年には、成人男性の同性愛と妊娠中絶が犯罪ではなくなった。1969年には、虐待や姦通の事実がなくとも合法的に離婚が許されるようになる。1970年には平等賃金法で、性別によって労働者を不当に扱うことが禁止された

約半世紀前に、いまでは当然と思われているような権利が認められるようになったことが分かります。たった50年ですよ。。。それを考えると、あと50年後の世界がどうなっているのか、ちょっと想像できませんね。

私は学生時代から歴史を勉強するのが苦手でした。でも歴史の知識があれば、未来予測がしやすくなると知ってから、心を入れ替えて少しずつ、いまさらですが勉強しています。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ 「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著)
  2. じょあんなさん(選書中?)
  3. にしやまさん「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」(新潮新書) 橘玲 (著)
  4. みっつさん「なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門」(マガジンハウス新書) 野村泰紀 (著)

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共有予定の本

2016年の英国EU離脱派の勝利。海外では「下層に広がる排外主義の現れ」とされたが、英国国内では「1945年以来のピープル(労働者階級)の革命」との声も多かった。世界で最初に産業革命、労働運動が起きたイギリスでは労働者こそが民主主義を守ってきた。ブレグジットは、グローバル主義と緊縮財政でアウトサイダーにされた彼らが投じた怒りの礫だったのだ――。英国在住の注目の著者がど真ん中から現状と歴史を伝える。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著)

ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。

この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

<内容:Amazon 書誌情報より>「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」(新潮新書) 橘玲 (著)

ニュートン力学から相対性理論、量子力学まで……「宇宙を支配する力」に迫る知的探求の旅!
本書では、カルフォルニア大学バークレー校教授で理論物理学者の野村泰紀さんが、「ニュートン力学」や「相対性理論」といった古典物理学から、「量子力学」などの現代物理学に至るまでを概観しつつ、「重力はなぜ存在するのか?」という謎に迫ります。

宇宙を動かす根源的な仕組みや、自然界を支配する法則への理解がぐっと深まる、読むだけで世界の「解像度」が上がる一冊です。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門」(マガジンハウス新書) 野村泰紀 (著)
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