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読書会までラスト12日/規範論と記述論 

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9. 読書会(勉強会)
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追加でフルイムシルを購入できてホッとしたもんざです。

油断すると夜間の咳が再発するので、改めて徐痰のお薬(フルイムシル)を購入しました。

処方箋なしでも買えるのか、ちょっと不安でしたが、無事に買えました。

そんなに英語力も高くないので、頑張って情報収集して、安心材料を集めてます。

副作用とか、禁忌とか。。。

インターネットで情報収集できない時代の人たちって、辛かっただろうなぁ。。。

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1.進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶  (著) 

この本を読んで学べることのひとつに、A「規範論」とB「記述論」の違いがあります。

この違いをしっかりと認識することは個人的にかなり重要だと感じました。

本書は規範論ではない。責任をどう取るべきかという議論はしない。実際に人間はどう行動するのか、責任と呼ばれる社会現象は何を意味するのか、これが本書の課題である。

「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶  (著)  はじめに

私自身、AとBの違いを理解できていませんでした。

  • A「規範論」近代的思考に根ざし、道徳的な人権理念等に依拠するため、●●すべき、など規範を示そうとする
  • B「記述論」人間と社会の姿を探るため、社会現象に見られる意味を、記述しようとする

多くの人が、無意識のうちに「規範論」を求めて読書をしていることに気づいていません。

著者は、そのことにも警鐘を鳴らしています。

まず、ものごとを先入観なしに、ありのままに眺めるところがスタート地点だから。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

2.参加者(3名)

  1. もんざ「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶  (著) 
  2. にしやまさん(選書中)
  3. りんさん(選書中)

共有予定の本

Amazon.co.jp

人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。

<内容:アマゾン商品説明より> 「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶  (著) 
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