今月はこちらの本を共有する予定です。(「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン (著), 柴田裕之 (翻訳) 文響社 )この本の最終章で、シェリー先生は、読者に向かって「ちゃんと自分の頭で考えてみましたか?」と問いかけます。
私が示してきたさまざまな主張に、みなさんが最終的に同意するかどうかはわからないが、それよりも大切なことがある。それは、この機会に自分の信念を批判的に検証できたかどうか、つまり、何が真実であることを自分が望んだり、願ったり、当然と思ったりしているかだけではなく、何が実際に擁護できるかも自問することができたかどうかだ。
死についての最終講義 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン (著), 柴田裕之 (翻訳) 文響社
なにが面白いかって、この本を読むと、無意識のうちに自分が当然だと思い込んじゃっていたことが、実は当たり前ではない、と気づかされることです。
ダーウィン「種の起源」も、丁寧に実験結果を示して、当時の常識をぶち壊そうとしますし、ロヴェッリ「時間は存在しない」もそう。
こういう本って読むと、頭のなかがグルグルして活性化する気がしますね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(7名)
- もんざ (主催者) 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン (著), 柴田裕之 (翻訳) 文響社
- じょあんなさん「ツナグ」(新潮文庫) 辻村深月 (著)
- りんさん「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」ケイト・マーフィ (著), 松丸 さとみ (翻訳), 篠田 真貴子 (監修)日経BP
- にしやまさん「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール(ナツメ社)釘崎 清秀 (著), 伊達 洋駆 (著)
- maruさん「パタゴニア」 (河出文庫) ブルース・チャトウィン (著), 芹沢真理子 (翻訳)
- Yoko3さん「捨てる!」技術」辰巳渚(著)宝島社新書
- モクソンさん 「桜の森の満開の下」坂口 安吾 (著)
共有予定の本
イェール大学で23年連続の人気講義が、ついに日本上陸!――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか――なぜ、余命宣告をされた学生は、最後に“命をかけて”、この講義を受けたのか!? 死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著!
<内容:アマゾン商品説明より> 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン (著), 柴田裕之 (翻訳) 文響社
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋> 「ツナグ」(新潮文庫) 辻村深月 (著)
★自分の視野を超えた知識が持て、一生の友人をつくり、孤独ではなくなる、ただひとつの方法★
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」ケイト・マーフィ (著), 松丸 さとみ (翻訳), 篠田 真貴子 (監修)日経BP
・つまらないギャグを言う人は、大抵人の話を聞いていない
・友情を深めるいちばんの方法は、「いつもの会話」
・みんな「自分には先入観がない」と思いがち
採用の基本から、求める人材を入社に導く極意までを網羅! 採用担当者が知っておきたい知識を、基礎から応用まで、この一冊にまとめました。採用活動の一般的な流れから、担当者が持っておきたい心構え、募集・選抜・フォローで押さえておくべきポイントまで。採用に携わるすべての人に読んでほしい、採用活動の新しい教科書です。
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール(ナツメ社)釘崎 清秀 (著), 伊達 洋駆 (著)
人はなぜ移動をするのか。マゼランが見た裸の巨人、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド、伝説の一角獣、オオナマケモノを見つけた19世紀の船乗り、世界各地からの移住者たち…。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶から綴られる、繊維かつ壮大なる旅の軌跡。不毛の大地に漂着した見果てぬ夢の物語。
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「パタゴニア」 (河出文庫) ブルース・チャトウィン (著), 芹沢真理子 (翻訳)
収納法・整理法で解決できない悩みをいっきに解消!あふれたモノをスッキリさせる、本当に豊かな快適生活の20か条!「もったいない」で封印しない!「とりあえず、とっておく」は禁句!「“仮に”はだめ、“今”決める」から「後ろめたさのない捨て方」まで、 「捨てるという発想」の基本を具体的に教える─現代日本のバイブル!
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「捨てる!」技術」辰巳渚(著)宝島社新書
昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の小説。初出は「肉体」[1947(昭和22)年]。通る人々が皆「気が変になる」鈴鹿峠の桜の森。その秘密を探ろうとする荒ぶる山賊は、ある日美しい女と出会い無理やり妻とする。しかし、それが恐ろしくも哀しい顛末の始まりだった。奥野建男から「生涯に数少なくしか創造し得ぬ作品の一つ」と激賞された、安吾の代表的小説作品。
<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「桜の森の満開の下」坂口 安吾 (著)