読書会まで残り11日。安田 菜津紀さんがDialoge for Peopleに書かれていた一連のエッセイを読みながら息が詰まっていました。
安田さんはフォトジャーナリストとして活躍されているのですが中学2年のとき父親を亡くしています。彼女は高校生になりパスポート取得のために戸籍謄本を手にして初めて自分の父が韓国籍であったことを知るわけですが、そこが彼女の現在の活動に繋がるスタート地点でもありました。
リアルな現実
彼女のエッセイを読み、写真を見ていると、ミン・ジン・リーの小説「パチンコ」で描かれた人物たちが、私のなかで、想像上の存在から、一気に血肉をもった人間としてリアルに感じられるようになりました。
安田さんの文章は簡潔で感傷的なところがないのに、読む人の心に強く訴える力を持っています。
参加者(3名)
- もんざ (主催者) 「パチンコ 」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳) (文春e-book)
- 兼松さん「星の王子さま」サン=テグジュペリ(著) 新潮文庫
- maru(まる)さん「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」ニコラス・A・クリスタキス (著) 講談社
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
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つながり 社会的ネットワークの驚くべき力
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