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読書会まで8日/信頼のきずな

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読書会(勉強会)
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オペラのトスカも観たいなと思うもんざです。

柳家喬太郎師匠の落語「錦の舞衣」を第二話(全四話)まで見ました。

この作品は三遊亭圓朝が1889年に戯曲「ラ・トスカ」から翻案した人情噺。

最後まで悪いことが重なる悲劇で笑うところが全然ない!と喬太郎師匠が言ってましたが、それでも、奥さんが旦那さんの浮気を疑うあたりで、お客さんを笑わせて緩急をつける師匠はすごい。

プッチーニのオペラトスカではさすがに笑うところはないでしょうが、機会があれば一度観て比較してみたいと思っています。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「水車小屋のネネ」津村記久子著 毎日新聞社

今回は第四話2011年から、印象にのこったところを共有します。

2011年といえば、M9.0を記録し2万人以上が犠牲になった東日本大震災が思い出されます。

この物語の舞台となっている地域では震度4を記録し、地震直後の登場人物たちの様子が描かれていて、私も当時のことを思い出しました。

第二章で登場したもう一人の主人公である中学生の研司くんは立派な社会人になっていますが、被災地の支店への転勤を希望します。

彼をとりまく人々は、彼との別れを惜しみつつ、新しい出発を祝うのですが、そこに集まる人々の家族とは異なるコミュニケーションと信頼の絆をうらやましいと感じました。

この小説は毎日新聞の連載小説でした。

そのせいかどうか、本当のところは良く分からないのですが、社会的な弱者への配慮や、社会問題などに対しての意見なども登場人物が語ることがあります。

正直にいえば、そのメッセージ性にちょっと違和感があったりもしますが、それでも、著者が困難を抱えている人を応援する気持ちでこの作品を作ったことは間違いないと思えます。

登場人物の成長を見守りながら、自分もその場所にいるかのような温かい感情を味わえます。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ「水車小屋のネネ」津村記久子著 毎日新聞社
  2. じょあんなさん”The It Girl” by Ruth Ware (著) Simon&Shuster Ltd
  3. にしやまさん「現場で即使えるライター雑談術」丘村 奈央子(著)ごきげんビジネス出版
  4. 山口さん「ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法」 (SB新書) Kazu Languages (著)

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共有予定の本

“誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ”  18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説 毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!

<内容:Amazon 書誌情報より> 「水車小屋のネネ」津村記久子著 毎日新聞社

April Coutts-Cliveden was the first person Hannah Jones met at Oxford.

Vivacious, bright, occasionally vicious, and the ultimate It girl, she quickly pulled Hannah into her dazzling orbit. Together, they developed a group of devoted and inseparable friends—Will, Hugh, Ryan, and Emily—during their first term. By the end of the second, April was dead.

Now, a decade later, Hannah and Will are expecting their first child, and the man convicted of killing April, former Oxford porter John Neville, has died in prison. Relieved to have finally put the past behind her, Hannah’s world is rocked when a young journalist comes knocking and presents new evidence that Neville may have been innocent. As Hannah reconnects with old friends and delves deeper into the mystery of April’s death, she realizes that the friends she thought she knew all have something to hide… including a murder.

The #1 New York Times bestselling author of One by One returns with an unputdownable mystery following a woman on the search for answers a decade after her friend’s murder.

<内容:Amazon 書誌情報より> ”The It Girl” by Ruth Ware (著) Simon&Shuster Ltd

インタビュー・取材前の会話で困っている方必読。インタビュー・取材がうまく進む!最強「雑談フレーズ」集
本書では、雑談を始める一言目で使えるフレーズを中心に集めています。また、このフレーズは非常に汎用性が高く、一般的なビジネスシーンでも不自然ではない雑談を始められるもので、商談・交渉、接客での会話術としても取り入れていただきたいものばかりです。今回まとめた情報は取材前の会話で困っている皆さんのお役に立てると信じています。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「現場で即使えるライター雑談術」丘村 奈央子(著)ごきげんビジネス出版

英語から、最難関のアラビア語まで12ヵ国語をたった5年で習得した著者が明かす、遊ぶように学んで外国語を習得する極意。

日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他の外国語習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。

<内容:Amazon 書誌情報より> 「ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法」 (SB新書) Kazu Languages (著)
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