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AIをどのように使うのか

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読書会(勉強会)
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AI診断って便利だなと感じたもんざです。数日前から左足の薬指あたりが、なんだか痺れたような感覚があり、微妙に気になっていました。去年11月と今年4月に使ったユビーAI相談をふと思い出しました。その時は他人の症状を診断したのですが、今回は自分の症状を調べてみました。

症状検索エンジン「ユビー」の月間利用者数が500万人を突破/開始から2年で、累計利用回数は全国約4000万回に ”受診前症状チェック”がコロナ禍以降の新たなスタイルとして広まる(2022年6月16日)

日本版URL:https://ubie.app/
英語版URL:https://ubiehealth.com

年齢と性別を入力し、症状を選択していくと5-10分ほどで、どのような病気の可能性があるのかを表示してくれます。日本に住んでいれば、自分の症状チェックの内容を連携可能な病院と共有もできます。どこが、どんなふうに、いつから痛いのか。症状を言語化するのって、簡単ではありません。医療機関を受診するにしろ、事前に情報を整理しておくことは無駄にならないでしょう。

このあたりの診断サービスは、どんどん便利になりそうです。言語の壁も、乗り越えやすそうです。
(シンガポールでも展開しているのでユビーAI相談は英語版がありました)私の体感では、フィリピンの場合は、AI診断よりも、直接ドクターと電話で話せたりするサービスが一般的みたいです。私が受けたドクターコンサルテーションは15分無料みたいな感じでした。個人的には話すよりも、AI診断の方が記録が残るし気軽に使えるので好みですね。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。 「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研  (著) 

哲学を学ぶことが、現代社会で重要になる理由も、この本を読んでいて、スーッと腹落ちした気がしました。AIをどのように使うのか、人間に許される範囲はどこまでか、という問題は、近代初頭の自然科学者たち(=哲学者)が、世界を物理的に解明していくことに成功したあとに、ぶち当たった問題と似ているのかも。神の領域だと思われていたことが人間の力で可能になってきたけど、物理的にOKだからって、人間のクローンを作っていいのか、ヒト型ロボットを作って感情を学習させたAIを搭載してもよいのか?「倫理」「道徳」「正義」に対して、私たち人間が「共通了解」を持たずにいると、ディストピア小説のような恐ろしい結末を迎えそう。。。

「心と物のどちらが実体か」という問題は、現代でも解決ずみではなく、「心と脳の関係の問題」というかたちをとっている。つまり心の働きは脳という物体的なものの働きに還元しうるのかどうか、また人工知能(AI)によって意識(心の働き)をつくりだすことができるかどうか、という問題である。

(第9章 近代科学とともに生まれた難問—共通了解をめぐる問題(二) 第二部 合理的な共通了解をつくりだす フッサール現象学の方法)「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研  (著) 

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(2名)

  1. もんざ 「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研  (著)
  2. にしやまさん「THE HOPE 50歳はどこへ消えた?――半径3メートルの幸福論」(プレジデント社) 河合 薫  (著)  

共有予定の本

哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉 (筑摩選書)
哲学は、「根源的真理」を問うものではない。その最大の目的は、一人ひとりの生き方と社会のあり方をよりよくすることであり、その方法は、プラトンが描くソクラテスにはじまり、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」である。そうしてお互いが納得し...

哲学は、「根源的真理」を問うものではない。その最大の目的は、一人ひとりの生き方と社会のあり方をよりよくすることであり、その方法は、プラトンが描くソクラテスにはじまり、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」である。そうしてお互いが納得しうる「共通了解」をつくりだす哲学の営みは、分断が極まった現代において、人びとをつなぐ大きな可能性を秘めている。渾身の力を込めて、いま哲学の課題、目的、方法を問いなおす。

<内容:アマゾン商品説明より>   「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研  (著)
Amazon.co.jp

50歳は、まだ人生の途上なのだ──。サラリーマンは必ず終わる。肩書は無意味になる。
だからこそ、どう生きるか。「45歳定年制なんて聞いてない」「役職定年こんなはずじゃなかった」「定年延長やめときゃよかった」必死に走り続け、気がつけば「働かないおじさん」扱い。五十にして天命を知るどころか、迷い、戸惑い、恐れている……。「サラリーマン“無理ゲー”社会」をこれからどう生きる。気鋭の健康社会学者にして、Web連載コラムがビジネスマンに大人気の著者が、最新研究の知見、直接インタビューをした約900人のビジネスマン、みずからの実体験を通して語る、まったく新しい“幸福を手にする”ための生存戦略。

<内容:アマゾン商品説明より> 「THE HOPE 50歳はどこへ消えた?――半径3メートルの幸福論」(プレジデント社) 河合 薫  (著)   
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