読書会まで残り12日。今月わたしは、こちらを読んでいます。
「パチンコ 」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳) (文春e-book)
原書のkindle本には、巻末に読書ガイドと著者との対話というおまけがついています。ちょっと国語の教科書っぽいのですが、これが意外と良い感じ。読書ガイドは19個の質問に自分なりの考えを答えていくんです。
例えば「著者はなぜこのタイトルにしたと思うか?」というのは、19番目の質問なのですが、これに答えるのはそんなに簡単じゃありません。いちおう自分なりの回答は作ってみたのですが、もうちょっと何か書くことがあるような気もするし。
韓国から日本に移民した貧しい主人公の一族がパチンコ産業で成功して豊かになるという物語だから、ってシンプルに言っちゃえばそれまでなんですけどね。
自分で質問をつくる
この本は、質問をお膳立てしてくれていましたが、ふつうの本には、こういうオマケはついていません。
実は私も、国語の教科書っぽいお節介だな、と最初はチラッと思ったのです。でも実際にやってみると、面白い。正解があるわけじゃないですが、自分自身の理解度チェックになったし、意外な発見もありました。
何よりも、他の本を読むときに、自分で質問を作ってみることを少し意識し始めたのは、良い傾向ですよね。
参加者(3名)
- もんざ (主催者) 「パチンコ 」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳) (文春e-book)
- 兼松さん「星の王子さま」サン=テグジュペリ(著) 新潮文庫
- maru(まる)さん「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」ニコラス・A・クリスタキス (著) 講談社
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本
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