みるみるうちに成長するお孫さんの成長を見て、自分はどのくらい成長しているのかな?と考えたというYoko3さんのお話に、私はどうだろうなぁと考えさせられたもんざです。
大人になっちゃうと、新しく歯が生えたり、身長が伸びたり、声が変わったりしないから、外見的な成長って分かりにくい。どちらかといえば、肉体はマイナスの変化に向かいがち。でも、目に見えない精神的な部分は、確実に成長しているはず。。。
読書会に参加する方は、特に学習意欲が高いと思うので、少しずつでも必ず良い方向に成長しているのは間違いありません。外山先生が例えたように、誰かに飛ばしてもらうグライダーじゃなくて、自力で飛ぶ飛行機になりたいものですね。
今回は、ひさしぶりに、比較的ゆったりと皆さんのお話が聴けたのが良かったです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
のちほど、個別にメッセージをお送りいたします。
ざっくばらんに感想やご意見をお聞かせいただけるとうれしいです。
あらためて皆さまからご紹介いただいた本と、それぞれの本の3つのキーワードを共有します。
5名の紹介本とキーワード
もんざ 「反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―」森本 あんり (著) 新潮選書
・土着化(ヨーロッパのキリスト教から変化した)
・道徳主義(政治が極端な道徳主義になる)
・霊的な保険(信仰が現世での富と成功を約束)
じょあんなさん 「生麦事件」吉村昭(著) 新潮文庫
・歴史の分岐点に於ける人々の生活
・異質なものに対する人間の抵抗心理の怖さ
・人種差別
にしやまさん 「ファンベース」佐藤尚之(著) ちくま新書
・パレートの法則
・共感・愛着・信頼から熱狂・無二・応援
・ファン・ミーティング
Yoko3さん「思考の整理学」外山滋比古(著)筑摩書房
①三上、三中、三多
三上:馬上、枕上、厠上
三中:無我夢中、散歩中、入浴中
三多:看多(多くの本を読むこと)、做多(多くの文を作ること)、商量多(多く工夫し、推敲すること)
②手帳とノート メタ・ノート
③拡散と収斂
Treeさん 「問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション」 安斎 勇樹 (著), 塩瀬 隆之 (著) 学芸出版社
・「問い」が変わると「答え」が変わる
・創造的対話
・「認識」と「関係性」の固定化の病
読書会のあとで、もんざが得た疑問
1.ドキッとする問いをつくる練習ってどうやるの?
2.手書きとタイプ入力の使い分けをどうする?
3.主体的な行動を促す体験を作るにはどうするか?
第111回ZOOMで読書会
来月10月の予定はこちらです。
ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。
わたしは、こちらを読み終えて参加する予定です。
貨幣発行自由化論 改訂版――競争通貨の理論と実行に関する分析
フリードリヒ・ハイエク(Friedrich Hayek) (著), 村井 章子 (翻訳)
目的:2020年9月~10月に読んだ本を1冊共有する
日時:2020年10月24日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム
それでは来月も、みなさんとご一緒できることを楽しみにしております。