不安を書き出す意味を再確認したもんざです。
2024年まではエコノミストをオンラインで購読していたのですが、2025年はワシントンポストに変えました。
政治経済だけでなく、スポーツ、人生相談、映画・書籍・美術展のレビュー、レシピやファッションなど米国の情報を楽しめるオンライン新聞です。
私が楽しく読んでいるのは健康に関する情報や人生相談など。
先日は、不安は悪者ではない、という記事を読み、参考になったので、友人とも共有しました。
不安を消そうとせず、その存在を認める。
不安要素を書き出し、最悪の結果と最良の結果も一緒に書いて見比べる。
不安を、準備を促すためのアラームととらえる。
次回、不安で頭がいっぱいになったら、試してみようと思いました。
In other words, you shouldn’t want to live completely free of anxiety, because you need anxiety to get things done.(言い換えれば、不安から完全に解放された生活を望むべきではない。物事を成し遂げるには不安が必要だからだ)
[A little anxiety can be a good thing – The Washington Post](https://www.washingtonpost.com/wellness/2025/03/16/anxiety-stress-benefits-focus-motivator/)
進捗報告
今月みなさんと共有するのは、こちらです。
「向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか?」 (シリーズ ケアをひらく) 白石正明・向谷地生良 (著) 医学書院 https://amzn.to/41yhnhB
さて、課題です。
かつての精神医療では、医者は患者の声に耳を傾けてはいけない、と言われていたそうです。
話を聞くと、症状が悪化すると思われていたとか。
ところが、丁寧に本人の話を否定せずに受け止めることで、症状が改善されることが分かってきました。
これは、痴ほう症の老人に対しても同じ。
否定せずに、そうなんだね、と共感を持って聞く。
すると、その人は精神的に落ち着いてくるそうです。
引用「向谷地さんはよく「ポケットから出すように、ヒョイといい加減に、先を信じればいいんですよ」と言う。先に「信」を出せば、相手とのあいだで「信」が回り出す。信はその人の内部にあるのではなく、人と人のあいだにあるのだ」
(はじめに 「ケアをひらく」担当編集 白石正明)
ほんとうに、ほんとうに、私も自分のポケットからヒョイと「信」を取り出せる人間になりたいと思うのですが、まだまだ修行が足りていません。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ「向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか?」 (シリーズ ケアをひらく) 白石正明・向谷地生良 (著) 医学書院 https://amzn.to/41yhnhB
- にしやまさん「選書中」
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共有予定の本
へぇー」がひらくアナザーワールド!!精神医療の常識を溶かし、対人支援の枠組みを更新しつづける「べてるの家」の向谷地生良氏。当事者がどんな話をしても彼は「へぇー」と興味津々だ。その「へぇー」こそがアナザーワールドの扉をひらく鍵だったのだ!大澤真幸氏の特別寄稿「〈知〉はいかにして〈真実〉の地位に就くのか?」は“良心的兵役拒否者”である向谷地氏に言語論から迫る必読論文。
「向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか?」 (シリーズ ケアをひらく) 白石正明・向谷地生良 (著) 医学書院 https://amzn.to/41yhnhB
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