引っ越しをしたり、クリスマスパーティのダンス練習をしたり、師走の忙しさを実感しているもんざです。物理的な忙しさ、というよりも、新しいことに適応するための精神的な疲れって感じかもしれません。
先週は木曜の朝に、うっかりして右手の薬指を自分で鉄製ドアに挟んでしまったのですが、ちょっとあり得ないシチュエーションで驚きました。幸い大したケガじゃなかったので助かりましたけど、痛かったなぁ。。。私は、心と身体にゆとりがあれば、ケガと病気はそれなりに防げると思っているので、このダメージも教訓だなって感じます。
もう少し落ち着け、ってことでしょうね。みなさまも、どうぞお気をつけて。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
■「ソロモンの指環 動物行動学入門」 Kindle版コンラート ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳)
ローレンツ博士(オーストリア)は、1949年にドイツ語でこの本を出版(日本語版は1963年)、1973年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。鳥のヒナが卵から孵化した時、最初にみたものを親だと認識するという「すりこみ」を発見した科学者で、動物の行動を観察して記録して分析することを学問として確立した人だと言われています。
タイトルだけは知っていて、正直、どんだけ難しい本なんだろ?と身構えていたのですが、とっても読みやすいです。ところどころ日本人には理解しがたい比喩もありますが、生き物好き(水生昆虫、魚、鳥など)の人には、おすすめですね。
2018年9月に『NHK 100分de名著 for ティーンズ』で取り上げられていたようで、中高生くらいから楽しめる作品で、人間が動物を飼う時に考えるべきこと、とか、動物の行動をどのように理解するのか、などで新しい視点が得られます。
私は弟や妹もおり、子どもの頃はカブトムシなどの昆虫や、金魚、めだか、ひよこ、キンカチョウ、犬、猫などの動物が家にいる環境でした。でも我が弟妹たち(私を含め)は、単純に可愛いからという理由で所有していた気がするので、我が家で飼われていた生き物は幸せだったのかと考えると残念ながら疑問です。。。
社会人になって、一人暮らしをしていたときにオス猫を飼っていたこともあるのですが、病気やケガなどが多い猫で、動物病院に頻繁にお世話になっていました。
これらの経験から、私は、植物は育てることがあっても、今後もう動物を飼育することはないと思うのですが、ローレンツの本を読むと、自分もちょっと動物と一緒に暮らしている気分になれて、ワクワクしました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。