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ECQあけまで2日 不思議な羅針盤   

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読書感想
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3冊目のブックカバー・チャレンジのための準備です。

2010年の発売でした

3冊目は、梨木香歩さんの「不思議な羅針盤」です。
この本は、2007年から2009年にかけて雑誌ミセスで連載されていたエッセイを加筆編集したものになります。

この本を買おうと思ったのは、私がミセスを購読していたから、というわけではありません。たまたま2009年1月号を、美容院で読み、以前から梨木さんの本を愛読していた私は、単行本が出たら買おうと思っていて、2010年の12月に発売されたとき、すぐに購入したのでした。

2009年1月号のミセスは雑誌を買って、梨木さんの連載部分をコピーして手元に残していたのですが、その内容「場の自然」(不思議な羅針盤25回)は、なんと単行本には収録されておらず、すっかり、連載されたものが、そのまま単行本で読めると思っていた私は、少しがっかりして驚いたのでした。

単行本は全部で28章で、雑誌の連載は3年間だから、休載がなければ、もともとの原稿は36章分あったはず。その削られた8本のなかに、私が心を動かされた1本が含まれていたことになるわけですが、それでも私は、その削られた1本をコピーしたものを、単行本に挟み込んで、10年経っても読み返しているんですよね。

手元におく意味

実は、梨木さんの本も引っ越しのときに、ほとんど処分したのですが、この本ともう一冊は、どうしても手放せませんでした。読むと心が落ち着いて清々しい気持ちにさせてくれること、そして、いつか梨木さんみたいに、自分の感情や思考を、ぴったりした言葉で表現できるようになったらいいなぁという憧れのために、この本を手元に置いています。

7日分のリスト

1日目 内澤旬子「身体のいいなり
2日目 佐藤優「獄中記
3日目 梨木香歩「不思議な羅針盤
4日目 プラトン
5日目 ドネラ・H・メドウズ
6日目 森達也
7日目 アーシュラ・K・ルグィン

明日は、4日目の本について書きます。


**2020年3月16日にフィリピン政府からアナウンスがあって、マニラは3月17日(火)から4月12日(日)までEnhanced Community Quarantine (ECQ)を実施中だったが、4月7日(火)に4月30日(木)まで延長が決定。
マニラのECQあけまで、のこり5日!のはずだったが、5月15日(金)まで延長が決定した。(4月24日発表)
5月14日現在ECQ59日目。のこり2日。

身体のいいなり
38歳で乳がんと診断されてから、なぜか心身ともに健やかになっていく……。自らの〝頑張らない〟闘病体験を、ベストセラー『世界屠畜紀行』の著者がつづる。働き盛りの女性に贈りたい、オンナのカラダとココロの不思議に迫る新境地エッセイ。
Amazon.co.jp: 獄中記 (岩波現代文庫) eBook : 佐藤 優: Kindleストア
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不思議な羅針盤
憤ったり寂しかったり納得したり、何かを慈しんだり発見したりうれしくなったり。そんな日常にあっては穏やかに南北を指す磁針では物足りず、心の深いところで「不思議な羅針盤」が欲しかったという著者。同じ年代の女性たちとおしゃべりするような心持ちで、...
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