うわー!羨ましい!と思ったもんざです。
最近、社会学者の岸政彦さんがお気に入りで、いま私が読んでいる本は、こちらです。
「愛と欲望の雑談」 (コーヒーと一冊)
雨宮まみ (著), 岸政彦 (著)
この本は、雨宮さんと岸さんが雑談しているという形式で、さらりと読めるのですが、差別や偏見や世代間の価値観のギャップも話題になっていて、とても考えさせられるところが多かったです。
「関われば関わるほど書けることが少なくなっていくんですよ。(中略)饒舌に書く人のほうが信用できないですけどね」(P.91)
「実際に会ってする会話には無駄も危険も多い。(中略)一見無駄に見えることの情報量の多さには、まだテキストコミュニケーションは追いついていない」(P.92)
他者を理解すること、信頼すること、そして言葉を紡ぐこと、という岸さんの言葉に、また惚れ直してしまいました。
出だしで、雨宮さんが岸さんと対談したいから編集者の人にお願いしてこの企画が実現した、と書かれて、「羨ましすぎる!なんて贅沢な!」と、一人でジタバタしていました。
昨日ご紹介したバイリンガルニュースというPodcastに呼んでもらって、マミさん(この本とは別の方です)やマイケルと実際に話をしてみたい、とか、岸さんと対談してみたい、とか、ちょっと妄想しちゃってますね。
これもいつか叶ったらいいなぁ。
それでは明日もどうぞよろしくお願いします。