読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会まで6日 歴史を専攻

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読書会(勉強会)
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読書会まで残り6日。この本の巻末には、ブッククラブ・ガイドと著者インタビューもあります。著者インタビューの中で、著者がこのテーマを選んだきっかけを読みました。

学び続ける姿勢

著者が30年前、歴史を専攻していた大学時代に興味を興味を持ったとのことでした。

韓国が日本の植民地だった1910年から1945年に、どのような民族の分断や移民があったのか、歴史のなかで個々人がどのような悲劇に直面したのか、それを日常生活の視点から描こうとした結果が「パチンコ」という作品が生まれる要因になったようです。

ずっと学び続けて、ひとつの作品を作りあげるアーティストのパワーは素晴らしいですよね。

These wars and ideas loom large in our imagination, but on a daily basis, such events and beliefs are illustrated concretely from moment to moment.

A conversation with Min Jin Lee「パチンコ 」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳)   (文春e-book)

リカレント教育

現在、私が住んでいるマニラも1941年から1945年まで日本に侵略された歴史があります。美術館や戦跡を訪れ、当時の記録を見聞きすると、「なぜ、こんな悲劇が起こってしまうのか」と胸が痛みました。

日本の子どもたちは修学旅行で、広島の原爆ドームを訪れ、悲劇を繰り返さないことを学びます。

最近はリカレント教育という言葉も耳にするようになりました。学びは子どもたちだけのものではありません。大人になって学ぶことを止めてしまうのではなく、国内だけでなく海外にも視野を広げて、学び続けることができるしくみがあったら、確実に世界はより良くなる、そう思います。

《リカレント(recurrent)は、反復・循環・回帰の意》経済協力開発機構(OECD)が提唱する生涯教育構想。社会人が必要に応じて学校へ戻って再教育を受ける、循環・反復型の教育体制。

“リカレント‐きょういく【リカレント教育】”, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-12-19)

参加者(3名)

  1. もんざ (主催者) 「パチンコ 」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳)   (文春e-book)
  2. 兼松さん「星の王子さま」サン=テグジュペリ(著) 新潮文庫
  3. maru(まる)さん「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」ニコラス・A・クリスタキス (著) 講談社

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

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