8.1. ふとした気づき8. Trial&Error2. 益 Useful

Google翻訳のコツ(日本語→英語)

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8.1. ふとした気づき
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ここのところお役所からのお知らせ文書をじっくり読む機会が増えました。日本語の情報を英語に翻訳して、メールで共有しなきゃいけないんですよね。

日本語の文章(200~500文字程度)を、15-20分くらいで、ざっくりとでも意味の通じる英語にするために、Google翻訳を使うのですが、何となくコツが分かったので、気づきを共有しますね。(理想は10分くらいで終わらせたい)

Google翻訳は、日本語さえシンプルなら、ほぼ伝わる英語になると思われます。以下の手順で、どこを修正すべきか洗い出せます。
高校生レベルの日本語力と英語力があれば、この方法でOKでしょう。ほかにも無料翻訳ツールは、いろいろあると思うので、時間と興味のある方は比較してみるのも、面白いかもしれません。

チェック手順

  • 1.翻訳元(左側)に日本語を入れる(英訳が右側に表示される)
  • 2.英訳が表示されたら、真ん中の入れ替え矢印をクリック
  • 3.右側に、英訳から翻訳された日本語が表示される
  • 4.3の日本語を読んでみる
  • 5.意味が通じなかったら日本語を補正する(以下のポイントを参照)

ちゃんと意味が通じるようなら、その英語でOKだと判断できます。

ポイント

  • 過度な敬語を削る
  • 主語を補う(日本語を読んで、何が主語なのかを見極める必要があります)
  • 一文を短くする
  • 主語と述語を近づける

誤訳されやすい文章は、日本語の一文が長く、構成が入り組んでいます。
(日本語を母語としている私でも、一読しただけでは、意味が分からなかったりします)

まずは、日本語を読んで、小学生でもわかる簡単な短い文章に置き換えるつもりで、文章をほぐしていくのは、パズルみたいで面白い作業ですよ。
日本語で婉曲・丁寧表現を使えば使うほど、日本人でも理解に時間がかかるようになるし、英語に翻訳するのも難しくなります。
(自分で日本語の文章を書くときにも、過度な敬語を使って、分かりづらく伝わりにくい文章になっていないかを注意しなければ、と考えるようにもなりました)

「ですます調」を「である調」に変え、あいまいな表現を直接的な言葉に変えるだけでも、ずいぶんシンプルになるし、書き手が伝えたいことが、スッキリと分かりやすくなります。

過度な敬語をシンプルに


「みなさまにおかれましては」→「あなたは」
「するようにしてください」→「すること」

まわりくどい言い方を変更

「が発生しているとの情報があります」→「発生した」
「準備しておくことをおすすめします」→「準備すること」
「注意が必要とされています」→「注意すること」

私が必要としている英訳は、事務連絡レベルだから、限られた時間で、必要最低限の内容を誤解なく伝えられたらOKなのです。
だから、あんまりプレッシャーもないんですよね。ゼロから自分で英訳する必要もないし。
この方法だと、とにかく気軽に短時間で作業できるので助かります。

もともとGoogle翻訳には、ものすごくお世話になっているのですが、「日本語→英語」ではなく「英語→日本語」での使用がほとんどでした。だから、ある意味、とっても新鮮な気持ちで使っています。まさか私がこれをやるとは思っていませんでしたが、日本語と英語の違いが改めて良く分かるのも興味深いです。 そのうち、Google翻訳のお世話にならなくても、サクッと英訳できるようになるといいなー。

そして、ふと思ったのですが、基本的な日本語の読解力が低いと、他の言語への翻訳も難しくなるんですね。
あたりまえのようですが、この気づきが得られたことも嬉しい発見でした。

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