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読書会まで11日  研究ってなに

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9. 読書会(勉強会)
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Amazonオリジナルのチェルノブイリを見ようかどうか迷っているもんざです。
1986年に旧ソビエトで発生したチェルノブイリ原発事故を題材にした実録ドラマで、絶対に見るべき!という評価を読んですごく気になっています。
そして、ここでも悩みは、3つのうちのどれを選ぶか、です。1.日本語吹き替え版、2.日本語字幕版、3.オリジナル英語版
アメリカのAmazonのサイトだとオリジナルが見られるのです。科学的な用語とか分からない単語が相当でてきて、「やっぱり無理」って、心が折れるかもしれませんが、やはりオリジナルに挑戦してみるべきかなぁ。映画館に行くと、英語が分からなくても、終わるまで逃げられないけれど、自宅でビデオだと逃げ場がありすぎて、けっこう見続けるのに意志力が必要なんですよね。

さて、課題です。
わたしは、こちらを読んでいます。
「在野研究ビギナーズ・勝手にはじめる研究生活」荒木優太(編著) 明石書店

この本のなかには、心を動かされる言葉が色々ありました。私にとって「研究」という言葉は取っつきにくいイメージでしたが、この本を読んで印象が変わりました。「自分の大好きなこと」「自分がすごく生きがいを感じること」を突き詰めていく人たちの実例が描かれていて、それが「研究」と呼ばれていたからです。

「在野研究には明日がない。明日は、労働や育児や家事や病院通いといったもろもろのスケジュールで埋め尽くされているから。生活のルーティンや雑事のせわしなさが優雅な(と想像される)研究時間をことごとく奪う。未来の空き時間が一瞬の隙も与えずに現在の係累によって占領されてしまう。それでも、「あさって」ならばある、「あさって」こそある、としんじている」

「在野研究ビギナーズ・勝手にはじめる研究生活」 序 あさってのほうへ

明日はなくても、明後日ならある。面白い考え方だと思いませんか。
日々の生活に疲れていても、どうしても止められない大好きなこと、ワクワクすることを見つけた人は、毎日ちょっとの隙間時間でも見つけて、やっちゃってたりしますよね。それって、実は非常に幸せな時間だったりするわけですが、そのワクワクすることが「研究」だという人たちの事例がこの本で紹介されているんです。

「研究とは、一言で表現すれば、自分が最初に知ることだ。世界の誰も知らないことを自分が突き止める、という行為を「研究」と呼ぶ。すでに社会には沢山の研究者がいるが、例外なくそういった研究をしている人たちである」

「ジャイロモノレール」森博嗣著

この森さんの定義を読むと「研究」に対するハードルがグッと上がっちゃいます。
でも、まぁ気にせず、わー、これ気になる、面白い、もっと知りたい、という欲求が出てきたら、その機会を逃さずに、その自分の欲求をがっちり捕まえて、飽きずに追求してみると、そのうち、研究になっていたりするのかもしれません。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

Amazon.co.jp
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