9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会まで12日/思い込みをリセットする

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9. 読書会(勉強会)
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嗅覚って不思議だ、と思うもんざです。

お肉も、お魚も、天ぷらも美味しいけれど、調理中もずっと美味しそうな匂いがしているわけじゃないですよね。

生臭かったり、油っぽかったり、マイナスな臭いが、香ばしく心地よく食欲をそそるプラスの匂いに変わるのは、面白いです。

どういうしくみで人間は、匂いで食べ物を区別してるんでしょうね。
腐っているものを食べないようにするなど、嗅覚を使って本能的に危険な食物を避けているのかな?

1.進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「ナショナリズムの美徳」ヨラム・ハゾニー (著), 庭田 よう子 (翻訳), 中野 剛志 (その他), 施 光恒 (その他) 東洋経済新報社

この本は、最初と最後に解説があり、読者が著者の意図を誤読しないように、迷わないようにするための道筋をつけてくれています。ありがたい!

読者にとくに注意を促したいのは、ハゾニーが批判的なのは、リベラリズムそれ自体というよりは、リベラリズムを「政治秩序の哲学」に適用することだということである

(巻頭解説)

■政治秩序の哲学とは=現実を直視し、理由を探る。社会学的。人間はどういうものかという現実を探る

■リベラリズム=理想を探求するもの。

「リベラル派」と「保守派」は対立する思想ではありません。

カテゴリーが違うから、対立しようがないんです。

理想を探求することがダメなわけではありません。

ただ、取り扱いが難しくて危険なんです。

理想を実現させようとして、独自の文化伝統をもつ国家を強制的に排除してよいと考えるから、帝国主義を正当化し、不寛容になってしまう。

私は、まさにリベラルと保守を対立するものと認識していたので、いったん、その思い込みをリセットして初めて、ようやく著者の言いたい事が分かってきました。

今日も読んでくださってありがとうございます。また明日もよろしくお願いします。

2.参加者(2名)

  1. もんざ「ナショナリズムの美徳」ヨラム・ハゾニー (著), 庭田 よう子 (翻訳), 中野 剛志 (その他), 施 光恒 (その他) 東洋経済新報社
  2. にしやまさん「鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法」かんき出版 宮崎直子 (著)
  3. アナンさん「ガラスの城の約束」 (ハヤカワ文庫NF) ジャネット ウォールズ (著), 古草 秀子 (翻訳) (The Glass Castle by Jeannette Walls (著) Virago)

共有予定の本

Amazon.co.jp: ナショナリズムの美徳 eBook : ヨラム・ハゾニー, 庭田 よう子, 中野 剛志, 施 光恒: 本
Amazon.co.jp: ナショナリズムの美徳 eBook : ヨラム・ハゾニー, 庭田 よう子, 中野 剛志, 施 光恒: 本

トランプ政権の外交基盤となり、アメリカ保守主義再編や欧州ポピュリズムに大きな影響を与えた問題作!自由と民主主義を守るのは国民国家であるとして、誤解されがちなナショナリズムの価値観を問い直していく。その一方で、リベラリズムのパラダイムは、専制や帝国主義と同じだと警鐘を鳴らす。ナショナリズムと国民国家400年の歴史を再評価する括目に値する1冊。中野剛志、施光恒の両氏によるダブル解説付。

<内容:アマゾン商品説明より> 「ナショナリズムの美徳」ヨラム・ハゾニー (著), 庭田 よう子 (翻訳), 中野 剛志 (その他), 施 光恒 (その他) 東洋経済新報社
Amazon.co.jp: 鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法 eBook : 宮崎直子: 本
Amazon.co.jp: 鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法 eBook : 宮崎直子: 本

「自己肯定感は上がったり下がったりするものである」「自己肯定感は自信を付ければ上がる」「自己肯定感は生まれつきや性格で決まる」以上の全部、実は間違っています。自己肯定感は簡単な正しいワークをすることで、上げたままにすることができるのです。24時間365日高いままにでき、決して屈することのない最強の「鋼の自己肯定感」。この身に着け方を、本書では全部教えます。

<内容:アマゾン商品説明より> 「鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法」かんき出版 宮崎直子 (著)

https://amzn.to/45rV9wQ

NYで活躍する記者のジャネットはある晩、道ばたでゴミをあさる母を見かける。衝撃の再会を機によみがえる家族との日々。夜逃げつづきの極貧生活のなか、夢ばかり追う父母への怒りと愛の狭間で苦悩しつつ、少女は人生を切り拓いていく。全米350万部突破、同名映画の原作となった感動の実話。

<内容:アマゾン商品説明より>「ガラスの城の約束」 (ハヤカワ文庫NF) ジャネット ウォールズ (著), 古草 秀子 (翻訳) (The Glass Castle by Jeannette Walls (著) Virago)

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