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19/08/13(火)読書会まで4日

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読書会(勉強会)
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その視点には気がつかなかった、ありがとう、と思ったもんざです。最近、岡敦さんのコラムを読んで、もっとこの人の文章を読みたくなり、1冊kindle本を購入しました。

9冊の古典について岡さんが、その作品にまつわる思い出と気づきを共有してくれる内容です。ご本人によると、この本は古典入門にも、解説にも、読書マニュアルにもならないとのことですが、私にとってはかなり心の支えになりそうな予感。

ローマ五賢帝のひとりマルクス・アウレリウスの「自省録」も9冊のうちの1冊です。岡さんは20代の初め頃に一度この本を読んで、あまりにも優等生すぎる内容だったので、著者と対話する気にならなかったそうです。でも30代後半になり、ある病気がきっかけで再び「自省録」を手に取って重大なことに気づきます。この本の内容は皇帝が自分自身のために書いていたという前提から考えると、まったく異なる事実に思い当たります。

「自分のための手記には、自分が守ろう守ろうとして、それでも守れないことを記すもの。あるいは、犯してしまった失敗から得た、つらく惨めな教訓を書き留めるもの」

「強く生きるために読む古典」 (集英社新書) Kindle版 岡敦  (著)

だから、皇帝が書き残した言葉は、皇帝自身の弱さの告白録でもあるという点です。岡さんは、ここに気づいて、皇帝が自分を励ましてくれているように感じたのですが、それを読んで私も、一緒に共感してました。

さて、課題です。
私は「インサイト」(ターシャ・ユーリック著)を読んでいます。

「ランガーによると、新しい区分けをするというプロセスこそ、「マインドフルネスの核心」だ。しかし新しい区分けをするとは一体どういう意味だろう?それは要するに、自分自身と世界を新たな形で見ることだ。ランガーは、旅行を例に挙げている。見知らぬ場所にいるとき、私たちは自分自身や周りの世界(景色、音、人)について新しいことに気づく傾向がある—一方、日常では、馴染みのあるものに意識がいき、すでに持っている観点を利用する傾向にある」

(引用「インサイト」第6章「本当に活用可能な内的自己認識ツール」瞑想抜きのマインドフルネス)

本を読むことも「自分自身と世界を新たな形でみること」を強力にサポートするツールですよね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

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