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読書会まで11日/クーリエ・ジャポンの本棚/英国の大学進学率 

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red rose flowers bouquet on white surface beside spring book with click pen and cup of cofffee 読書会(勉強会)
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クーリエ・ジャポンの今月の本棚は良いなと思っているもんざです。kindleアンリミテッドを止めて、今年はクーリエ・ジャポンのプレミアム(有料)会員になってみました。

2022年までは無料会員で読んでいたのですが、年割6600円のお知らせが届いたので試してみることに。(通常は税抜き月額980円)

EconomistやNYTの翻訳記事も読めるし、毎月5冊著名人が選んだ本も読めます。アンリミテッドとは違う発見があり楽しいです。ホントは5冊全部読めるといいんだけど、まだ1冊しか読み終わってません。

■今月の本棚5冊

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)

著者はイギリスで外務省指定の語学学校に通います。ファーラーさんという中流階級の一般家庭にホームステイしたのですが、グラマースクールに通う12歳の少年グレンと心を通じ合わせます。

英国文化に詳しい同期の武藤君とパブで情報交換する場面が印象に残ったので引用します。

「ただし、労働者や中流階級の下層だと、親が大学進学に反対することもある」

「成績のいい子供の大学進学に親が反対するんだって?信じられない」

「イギリスの階級流動性は小さい。労働者階級や非知識人の中流階級の人々は大学に進学するということに価値を置いていない。イギリスの大学進学率は15%に達していないと思う」

「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)

15%ってホントかな?さすがに低すぎるでしょ?と思って調べたら、やはり事実は違うみたい。

英国は、2010年では女69.5%男50.5%、2012年では女71.51%男52.74%でした。

ちなみに2012年の日本では女58.23%男64.54%だったので、英国の女性進学率の高さに驚きましたよ。

(参考1)高等教育在学率の国際比較(2010年時点UNESCOの調査)

(参考2)女性の大学・短大進学率:2012年 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)

参加者(4名)

  1. もんざ「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
  2. じょあんなさん「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
  3. maruさん「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)
  4. りんさん「選書中」

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

共有予定の本

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1986年、入省二年目の私はイギリスにいた。語学研修に追われる単調な日々の小さな楽しみは、ステイ先で出会った12歳のグレンとの語らいだった。ロンドン書店巡り、フィッシュ&チップス初体験。小さな冒険を重ね、恋の痛みや将来への不安を語りあった私たちは、ある協定を結んだ……。聡明な少年を苛む英国階級社会の孤独と、若き外交官の職業倫理獲得までの過程を描く告解の記。

<内容:アマゾン商品説明より> 「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
Amazon.co.jp

On a day that begins like any other, Hal receives a mysterious letter bequeathing her a substantial inheritance. She realizes very quickly that the letter was sent to the wrong person—but also that the cold-reading skills she’s honed as a tarot card reader might help her claim the money.

Soon, Hal finds herself at the funeral of the deceased…where it dawns on her that there is something very, very wrong about this strange situation and the inheritance at the center of it.

<内容:アマゾン商品説明より> 「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
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あたかも一万年も生きるかのように行動するな.生きているうちに,許されている間に,善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180).多端な公務に東奔西走しつつ,透徹した目で自らを内省した記録は,古来,数知れぬ人々の心の糧となってきた.神谷美恵子の清冽な訳文に,新たな補注を加えた.(改版)

<内容:アマゾン商品説明より> 「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)
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