「怒り」は良くも悪くも強力だからコントロールが難しいんだよなぁ、と思うもんざです。こんなtweetを読みました。いまから21年前のことだそう。
つぶやいた方(いちはさん)は、プロフィールによると、現在は3人のお嬢様を持つ精神科医の男性です。この方は、ブックオフという会社を非難するつもりはなく、当時の体験談として書かれたとのこと。実は、21年も前のことを、なぜ今頃?と少し不思議に思ったのです。もしかしたら、怒りの矛先を間違えちゃって、とんでもないことをしでかしちゃう人がいるけど、こういうtweetを見て「ハッ」となればいいな、と考えてのことかな、とか深読みしてました。
さて、課題です。
私は「インサイト」(ターシャ・ユーリック著)を読んでいます。
SNSに関する興味深い記述がありました。
「ソーシャルメディアを利用する人は、基本的に以下の二つのどちらかに分類できることが研究で分かっている。利用者の80%が、いわゆる「ミーフォーマー」で、とくかく自分のことを周りへ知らせるために投稿をしている。そして残りの20%が「インフォーマー」で、自分とは関係のない情報(役に立つ記事、興味深い考察、笑える動画など)を投稿する。ミーフォーマーに比べ、インフォーマーは友人が多く、豊かで満足度の高い関係を築く傾向にある」
(引用「インサイト」第4章「自分教というカルト」自己陶酔から自己認識へ—自分教に抗う)
こちらの数値の根拠となる調査はなんだろう?と思って確認したところ2009年4月にTwitterデータを分析して行われたものでした。125,593ユーザーから調査条件に合致する350ユーザーを任意に抽出して分析したそうです。(流し読みなので、間違ってたらごめんなさい。以下のリンクからPDFがダウンロードできますので、詳細に興味のある方はぜひ)
Twitterは2006年7月アメリカで誕生していますが(日本語版のサービスは2008年4月から)、現在から10年前の調査結果となると、調査母数が統計的に優位だったとしても、現在の利用状況とは少し違っているような気もします。この結果には日本人や英語圏以外のユーザーは含まれていなさそうだし。
とはいえ、私個人の体験としては、「あー、分かる、分かる!」って感じ。2019年だと、いろんなSNSを含めて調査したものがありそうなので、そちらも見てみたいですね。
読書会まで、あと6日です。参加予定のみなさまは、ご紹介いただく予定の本をGoogleドキュメントに入力するか、投稿にコメントする形でお知らせくださいね。
■参加者(3名)
1.もんざ
2.にしやまさん
3.よしざきさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。