カウントダウンコラム課題図書Zoom読書会

19/05/18 (土)読書会まで7日

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付箋に書いたメモを手渡す作戦を活用しているもんざです。
私は自分の英語によるコミュニケーション力が怪しいことを知っています。
基本的に、私の生活圏で会話するほとんどのフィリピン人は英語が通じるのですが、彼らも英語は第二外国語ですし、お互いにネイティブじゃないのだから、それなりの配慮は必要だと思うのですよね。
そのため、何かを誰かに依頼する場合、できるだけメモも一緒に手渡すことにしています。
これは母国語以外で情報伝達が必要なとき、本当に役立ちます。

でもよく考えると、日本で仕事をしていたときも、行き違いを防ぐためには、電話(口頭)+メール(文字)の2本立てを意識していました。
もし自分が何かを依頼される立場になったら、相手の意図を勘違いしたくないので、できるだけ文字で具体的な情報がほしいと考えます。
聞いただけだと忘れちゃうけど、手元にメモが残っていれば、もっと強く記憶に残ります。

というのも、実は、住まいのトイレ配管からの水漏れに気付いて、修理を依頼したのです。
口頭+メモを手渡す、という形で依頼しましたが、おそらく、一回言ったくらいでは、すぐに直してもらえないと予想しているので、何度か依頼する心づもりでいます。

さて、課題です。
私は「獄中記」(佐藤優)という本を読んでいます。
分かっているようで、本当は分かっていなかった言葉の意味を理解できたと思ったのは、この文章を読んだときです。

「敵を愛する、ということは、白旗を揚げ敵に屈服する、あるいは敵におもねるということではない。憎しみの論理は人の眼を曇らせる。敵を憎んでいると、闘いの構造が見えなくなり、従って対応を誤るのである。こちら側が弱いときほど、正しい対応をするために、要するに自分のために敵を愛することは必要なのである」


「獄中記」(佐藤優) (P.366から引用)

聖書にある「汝の敵を愛せ」という言葉は、博愛主義を説くものではなく、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」(孫氏・謀攻)というイメージだったようです。
でも、イライラしたり、怒ったり、マイナスの感情に振り回されず、冷静に状況を分析して判断できるようになるには、知識と経験の積み重ねが必要ですよね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

Photo by David Travis on Unsplash
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