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19/06/17(月)読書会まで5日

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Chet Backer Trioの演奏が気に入ったもんざです。
たまたまYouTubeで見つけたのですが、不思議と私の今の波長にぴったりと合うのです。自分でも音楽の好みが雑食だなぁ、と思うのですが、先日は無性にKORNが聴きたくなって、ずっと聴いてました。ジャズも、ヘヴィメタルも、クラシックも、フィリピンのポップスも、カフェBGMも、自分の気分で選んで無料で聴けるって、私が子どもの頃は考えられなかったことです。
1980年代は、新聞でラジオ番組をチェックしてカセットテープに録音して編集してましたからねぇ。

さて、課題です。私は「Ask For It」(Linda Babcock著)という本を読んでいます。第二部(5章~8章)に目を通しました。

ここでは、基礎知識と事例を学べました。
第5章では、11個の質問に自分なりの回答を作成することで現状を把握し交渉戦略の基礎用語4つを覚えます。
第6章では、給与交渉の事例が主題で、職種、業種、地域によって給与水準が異なるから、しっかりと調べることの重要性が示されています。ネットで調べる、同僚から情報収集するなど自分の価値を安売りしないための下調べが推奨されます。会社内の人間関係、噂話、上司や同僚の趣味とか、え?そこまでいるの?みたいな情報も、必要によっては集めた方よいのだとか。
第7章では、自分の要求を整理するだけでなく、相手の情報も収集する必要があることが、書かれています。著者は、大学の授業で「見えないゴリラ」のビデオを使って、集中しすぎると周りが見えなくなる弊害を説明しているらしく、この実験を知っていたので、読んでいてちょっと嬉しくなりました。(この実験を行ったチャブリスが書いた認知の歪みを解説した本も読んだはずですが、何が書いてあったか忘れてるなぁ)
第8章では、交渉力の源になる要素が16個挙げられており、そのうちの一つが教育でした。第7章でも「ignorance is never bliss」という記述があり、ハッとしたのですが、とにかく知識がないと話にならない、ってことですね。

著者は大学教授なので、特に交渉に対して控え目になりすぎる女子学生に対して、自信を持つこと、中長期の視点で情報を収集しつつ、自分の価値を高める努力を継続することが、交渉の筋肉を鍛えることになる、と励ましているんですよね。これは2008年に出版された本なので、内容は10年以上前のアメリカの話になるわけです。しかし私が受講したコーセラの「オンライン入門交渉学」は恐らく2015年に作られており、その時点でも、この本が推薦されていますので、4年前までは、女性が交渉下手という状況には、変化がなかったのかも。現状は、どうなんでしょうね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。明日もよろしくお願いします。

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