フレッシュマンゴーとシュレッドチーズの組み合わせは、どうなんだろう?と思うもんざです。ときどき、自分へのご褒美としてマンゴーアイスを食べています。 マキシマンゴーというお店で、マンゴーウベ(マンゴー+紫芋)スモールサイズ75PHP(約150JPN)を初めて食べたときはフレッシュマンゴーがゴロゴロ入っていて、超感動しました。
ひさびさに食べてみようと思って、マンゴーウベを注文したら、品切れといわれ(こちらでは残念ながら頻繁にあります。。。)、どうしよかな?と思っていたらマンゴーケソ(MANGO KESO)を勧められました。人気ですよ、と言われたので、KESOが何かも分からず、スモールサイズ(81PHP)を注文したのです。
しかし、作っているところを見たら、KESOとはチーズのことだと分かりました。マンゴーアイスにチーズ?いけるのか?と不安になりましたが、酸味の強いグリーンマンゴーにバグオン(エビの塩辛)を添える美味しい食べ方もあるし、もしかしたら、いけるのかも?と少し期待しました。。。が。。。わたしは、これは、ダメでした。。。
たぶんもっとピッタリのチーズがあると思うのですが、この種類のシュレッドチーズは、アイスクリームとも生マンゴーの味ともタッグを組めないタイプ。
見た目は美味しそうだし、甘いのとしょっぱいのを組み合わせるという発想は素晴らしかったのに素材研究への詰めが甘すぎる!もったいないなぁ。
でもローカルの人には受けてるのかしら?次回は、ほかの人が注文する様子をもっとチェックしようと思います。
さて、課題です。
私は「考え方 How to Think」という本を読んでいます。
4章に「神話の力」という一節があり、メタファーに注意することの重要性が指摘されています。
”The most dangerous metaphors for us are the ones that cease to be recognized as metaphors.”
それが「単なるたとえ」だと分かっていれば良いけれど、事実と混同すると困ったことが起こるかもしれません。
ここで取り上げられていたのは、人間の脳をコンピュータに例えることでした。
・脳はコンピュータのようなものである
・脳はコンピュータである
シンプルで強力なメッセージは、私たちの無意識に強く働きかけます。
「マンゴーケソが人気ですよ」というシンプルな一言が私の行動に働きかけたように、分かりやすいメッセージって、思考を停止させちゃうことがある。
人間は恐怖を克服するために神話の力を利用し集団化して文化を形成して繁栄してきたという歴史があるので、油断すると、スルッとこういう例えも無意識に刷り込まれちゃう。
実際に人間の脳はコンピューターと同じではありません。
しかし、この文章を読むまでは、自分自身が脳を自分のコンピュータのように思い込んでいたことに気づけませんでした。
いろいろな情報を分類して蓄積したり、計算したり、コンピュータのような働きはしてくれるけれども、人間の脳には十分な休息が必要なのですよね。
睡眠という休息の重要性について、学び直した後だったので「脳はコンピュータだ」というメタファーの恐ろしさに気づくことができたのかもしれません。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。