Zoom読書会課題図書

19/01/16(水)読書会まで3日

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67日と13時間歩いたらマニラからニューデリーまで行けるって本当なの?と思うもんざです。
フィリピンに来てから、ZOMATOというレストラン検索アプリを使っています。
フィリピンの「食べログ」みたいなものかな、と思っていたら2008年インドレストランの検索サービスからスタートしていたようで、フィリピンでは2012年から使用開始でした。
ZOMATO
近所の日本食レストランやフィリピン料理のお店を調べるために、Googleマップと併用しています。
先日、レストランを調べていたら、「ここはどうですか?」とおすすめレストランが表示されました。
近所なのかな?と思って距離を調べたら、なんと!!
徒歩で67日と13時間と表示されたのです。
え?どこなの?と思ったらインドでした。
あの、わたし、マニラにいるんですけど。いったい、どういう基準でレコメンドしてくるの?
あ、でもシンガポールでも使ってたから、インドも行けると思われたのか?
ふつう、歩いていかないよ?面白すぎる。。。
「食べログ」を使用していて、海外のレストランをおすすめされたことがなかったので、びっくりしてしまいました。
 でも、もしかしたらこのアプリのヘビーユーザーは、「おお、インドね。じゃ来週、そのレストランに行ってみるか」くらいのノリだったりして。
そう考えると、世界って、ほんとに狭くなってるのかも。
さて、課題です。わたしは「世界十五大哲学」を読んでいます。
第14章は「中江兆民」という日本の哲学者についての解説です。
明治時代の思想家、政治家、ジャーナリストです(1847-1901)
51歳で亡くなる1年前に「ナカエニスム」と命名した兆民独自の哲学説を著書「続一年有半」で示しています。
兆民は唯物論(materialism)の立場( 宇宙の本質は物質であって、精神は物質に規定されると主張する説)にあり、デカルト(5章)やディドロ(7章)の思想を継承しています。
時間と空間に対する捉え方に不整合があるため「ナカエニスム」には問題がありますが、それでも、彼の思想を土台にして、日本でもマルクスが示した弁証法的唯物論に発展する契機となったことに、兆民の哲学の意味があると著者は述べています。
この本の用語解説を読んで、ようやくイメージをつかむことができましたが、弁証法という日本語の訳は、ひどいですよね。。。日本語なのに、文字だけみても全く意味が分からない。
「弁証法」(Diakektik)もともとは、「対話」(dialego)というギリシア語から派生した言葉なのです。
対話・・・「対話することを通じて互いに相手の見解の一面性を批判し、より高い、統一的な見解に到達する構造」
弁証法・・・低い見解を否定して、より高い見解へ発展する思考の歩み。自然と社会、それらの反映である人間の認識の、一般的な発展法則を研究する学問。
さぁ、残りは、あと2章(デューイとサルトル)になりました。字面を追っているだけで理解しているとは言い難いところもありますが、著者が最も伝えたいと考えているところは、分かっているつもりです。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
明日もよろしくお願いします。
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