課題図書Zoom読書会

19/01/09(水)読書会まで10日

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ポーランドまで手紙を送る料金が3,000ペソ(6,285円)と言われ、聞き間違いかと思って2回くらい「スリー・サウザン?」と聞き返したもんざです。
日本とシンガポールとポーランドにグリーティングカードを送ろうと思って準備をしました。
最初は郵便局からにしようと思ったのですが、ウェブサイトで情報収集したところ、マニラから日本へEMS(国際郵便)、FedEx、DHLで荷物を発送する場合の料金や日数を比較したサイトを発見しました。
そのサイト情報によるとEMSは料金は安いが紛失して届かないこともある、FedExがいいんじゃないの?と書かれていたので、それじゃ、FedExかDHLを試してみるか、とランチタイムに近所で手続きをすることにしました。
とりあえず会社から一番近いのがDHLだったので、持ち込んで料金を確認したところ、ポーランドだけが破格のお値段でびっくり仰天。
「ほんとうに3,000ペソ(約6,000円)ですか?」と聞き返したら、「はい。ちょっと高いですね」とスタッフの男性も驚いた様子で苦笑いしてました。日本とシンガポールは、安くはないものの想定の範囲だったので、DHLから発送を完了しました。
次はFedExだな、と思って、場所を確認したところ、ショッピングモールの中にあることが分かり、行ってみたのですが、見つからず。案内カウンターで確認したら、「ありますよ。マーキュリードラッグの隣です」とキレイなお姉さんは笑顔で教えてくれました。
しかし、薬局はわかるけど、隣にFedExなんて、あったっけかな?そう思いつつ、行ってみると、1人用のデスクに座ってお姉さんと話している年配の男性と壁に掲げられた「PHIL POST」の看板を発見。
先客の対応が終わったのを見計らって、手紙をポーランドまで送る料金を確認したら、追跡が必要なら175ペソ(約360円)、と言われて、じゃあお願いします、と郵便物を手渡し、追跡番号のシールをもらって、料金を払って手続きを完了しました。
しかしここは、FedExじゃなくて、郵便局の出張所だよね、おねえさん?DHLとの17倍の価格差があるって、どういうことだ?安いのは確かにありがたいけど、それで届かないのは困る。しかしお手紙1通に3,000ペソはおしい。とにかく無事に先方に届くことを祈るのみです。
さて、課題です。私は「世界十五大哲学」を読んでいます。
トマス・アクィナス、デカルト、ロックの哲学まで読み進めました。だんだん哲学者という分類が分からなくなってきました。
というのも、ひとりの人間は一面的ではないからです。宗教家、科学者、社会学者の側面も併せ持つ場合が多いんですよね。
(しかし著者はキリスト教的な価値観に縛られると、哲学の本質から離れると指摘していますが)
この本の著者が素晴らしいのは、このような壮大なテーマにも関わらず、内容が散漫にならず、各章が連関しており、読みやすいことですね。各哲学者の解説は、歴史的事実だけでなく、著者の主観と感情もかなり盛り込まれているのも読みやすさの一因でしょう。
ある時代背景のもとに、その時代の政治や社会の在り方に疑問を感じ、それを改善するために自らの思想を展開することにより、より理想的な社会をつくろうとする人を哲学者とよぶのだな、というのが現在の私の理解です。
そして著者は、哲学とは理論だけでなく実践を伴ってこそ意味を持つことを暗示しているように思います。
個人的には納得感の高い考え方ですが、この志向が世界標準なのか、確認しなければなりませんね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
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