ふとした気づき

日経日本画大賞展で一目惚れ

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ふとした気づき
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▲この掲示板を見れば上野の美術館・博物館の展示が
一目で分かる。しまった!子ども図書館に行くのを忘れてた…

▲久々に絵を見て動けなくなりました。

富山のお友達が日経日本画大賞展に入賞しました。
広田郁世さん、おめでとうございます。

「在る日の風景」の前に立って見たときに、
あの空気感、懐かしくてちょっともの悲しい感じに
切なくなってしまいました。

ごく普通の何気ない日常が、こうして郁世さんに描かれると
それを見た人に「切ない」という感覚を生み出すんだ、
という憧れと驚きもありました。

そして、大賞の方から、ほかの入賞者の方の作品も見て回りました。
見ていて息苦しくなるものもあり、迫力満点のものや、ちょっと笑えるものまで
様々な作品がありましたが、その中の一作品に久々に一目惚れしてしまいました。

淺井裕介さんの泥絵。

力強くて、温かくて、可愛らしくて、見ていて飽きない。
ずうっと絵の前に立っていたくなる。
見ていると元気がでていくる。
そんな不思議な絵でした。

「自宅でもこの感覚を味わいたい」と思って図録を買ったのですが、
色が全く違うし、細部がつぶれていて、よく分からない・・・

記憶に焼き付けるために、図録を買ったあとに、もう一度絵の前に戻って
図録と絵を見比べてみましたが、比べれば比べるほど、本物との違いに
私の気持ちが凹んできてしまいました。

もしかしたら?という希望をもってミュージアムショップに行ったら、
淺井さんの図録やDVDか缶バッジがありました。

それによると淺井さんは公開制作や共同制作をしていらっしゃるそうなので、
もっと情報収集しようと思います。

埼玉県立近代美術館学芸主幹の大越久子さんの推薦文の、
「肯定と寛容がこだまする大画面を前にするときの
満ち足りた幸福感」という言葉をみたときに
私は思わず「それだ」と呟いていました。

満ち足りた幸福感・・・・・

淺井裕介さんの作品をもっとたくさん知りたいです。

日経日本画大賞展は、
上野の森美術館で6月3日(土)まで開催されています。
http://www.ueno-mori.org/ 

 

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