錯覚かもしれないけれど、読む能力がアップした気がするもんざです。
4月30日(月)にオンライン英会話の先生から「ルシファー・エフェクト」という興味深い本を紹介していただきました。先生が指定する4つのイディオムを使って、週2回ほど300語程度の作文を書いています。その時は、アウシュヴィッツ博物館では感じなかったのに、帰りの機内で映画「ブレードランナー 」を見たら恐かった、という話を書きました。
▽Confusing
https://monza-study.com/archives/4866
書いた時には、自分の感じる恐怖の感覚と正体が曖昧だったのですが、先生と話している途中で理由が分かりました。博物館では過去の凄惨な歴史を学ぶことができ、多くの人が同じ過ちを防ぐことを認識しています。しかし映画で描かれたAIやロボットを含めた近未来は、想定外の結果をもたらす不安があり、誰にも予測できないため、私は漠然とした恐怖を感じたのです。
こんな流れから、オンラインで匿名性が高くなると人間は残酷になりやすいかも、みたいな話にも繋がり、そういえば、と言って本を紹介していただけたのでした。
翻訳されているかなー?と思って調べたら、そのままのタイトルで日本語版が出版されていたので、さっそく図書館の本を予約しました。
▽「ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき」
フィリップ・ジンバルドー (著), Philip Zimbardo (著), 鬼澤忍 (翻訳), 中山宥 (翻訳)
https://amzn.to/2HP20Ga
800頁もある辞書みたいな大きさの本で、貸出手続きをしている時はギョッとしましたが、ざっと目を通したところ、段組もないし文字も大きめで写真も豊富なので、何とか頑張って読めそうです。(たぶん自分の能力を過大評価してます(^^ゞ)
さて、課題です。
課題本「知ってるつもり」をオーディブルでダウンロードして聴き始めました。
事例として第一章で「第五福竜丸」「真珠湾攻撃」が取り上げられており、すぐに自分の「知ってるつもり度」が試された気がしました。
結局のところ、名前は知っていても、それについて自分の言葉で語ることができなければ、本当に知っていることにはならないという事実を突きつけられます。言語化するって本当に難しいですね。
ただ、冒頭で書いたように継続して訓練することで成長する部分も少しはある気がします。
図書館で「ルシファー・エフェクト」を借りた時に、古事記も気になっていたので、書棚をチェックして1冊選び、ざっと目を通してみました。
目的は、6月24日(日)に古事記をテーマにした読書会があり、参加すべきかどうかを判断するためでした。
(本当に、今、自分にとって読む価値があるかどうかを判断するために、借りた本は図書館でざっと全体に目を通すようにしています)
▽「口語訳古事記 完全版」
三浦 佑之 みうらすけゆき (翻訳)
https://amzn.to/2w8iojL
チェックした本はこちらで、約500頁ほどの分量です。
「ルシファー・エフェクト」と「口語訳古事記」を2時間弱で流し読みして、どちらも読むべき本だと確信しました。
理由は、私が興味を持っている人間性の意味について、どちらも理解を助けてくれる知識を与えてくれそうだからです。
これも錯覚かもしれませんが。。。
いずれにせよ、簡単に分かったような気になった時には、自らアラートを出す必要があると肝に銘じることにします。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。