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読書会までラスト2日/東洋美術に共感してほしい

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読書会(勉強会)
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手術技術の進歩は素晴らしいと思ったもんざです。

水曜に父が局所麻酔で血管内治療を受けました。

簡単にいうと、切開せずに、脇の下と足の付け根に穴を開け、チューブを差し込んで、血管内の詰まりを取り除く手術です。

2時間半ほどの手術中は、万が一のために家族は病院で待機する必要があります。

妹と母は手術が終わって、よくしゃべるようになった父と、規定時間の15分だけ話してきた、と報告してくれました。

あらためて日本の医療システムと皆保険の素晴らしさを実感しています。

フィリピンやアメリカだったら、お金持ちしか手術は受けられないでしょうから。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「岡倉天心「茶の本」をよむ」 (講談社学術文庫) 田中仙堂 (著)

天心は1904年にボストン美術館に迎えられ、約五千点ある中国日本美術コレクションの絵画目録(3,642点)を十ヶ月で作成します。

コレクションにはニセモノ、模写も含まれ、ホンモノであっても、重要な作品は200点ほどだと評価したそうです。

その時代に作られたというだけのものをいくら並べても美術の流れはつかめない、その時代を代表するような名品が一つあるだけで、大きな展望を得るためには十分であり、逆に、そのような名品を手に入れるチャンスがあったならば、是非とも入手しなければいけない、と天心はその後、ボストン美術館のための収集活動で主張し続けることになります

「岡倉天心「茶の本」をよむ」 (講談社学術文庫) 田中仙堂 (著) (3.第五章 芸術鑑賞 第14段落 考古学との混同)

ここは、天心の理念を理解するうえで、かなり重要なポイントになります。

日本人である天心が西洋美術に共感できるなら、西洋人も東洋美術に共感できるに違いない。

しかし、そのためには傑作が必要だ!という結論になります。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(3名)

  1. もんざ「岡倉天心「茶の本」をよむ」 (講談社学術文庫) 田中仙堂 (著)
  2. にしやまさん「ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方」樺沢紫苑 (著) マイナビ出版 
  3. りんさん「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」 (講談社現代新書) 前野隆司 (著) 

共有予定の本

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明治の日本美術界の指導者、岡倉天心が英語で著し、一九〇六年にアメリカで刊行した『茶の本』は、茶道のみならず日本人の美意識を西洋に啓蒙した代表作である。列強が世界を植民地化していく中で、天心が語る東洋の精神とは―現代茶道の第一線を担う著者が邦訳し、解説する。“最終章”から読むからわかりやすい、世界と向き合う現代人へのエール。

<内容:アマゾン商品説明より> 「岡倉天心「茶の本」をよむ」 (講談社学術文庫) 田中仙堂 (著)
ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方
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幸せはコントロールできる! 脳・ロボット学者が解き明かす、そのしくみ。個人の幸福追求、幸せにつながるビジネスのために。人類にとって役に立つ、学問としての体系的幸福学。幸せの四つの因子●「やってみよう!」因子●「ありがとう!」因子●「なんとかなる!」因子●「あなたらしく!」因子 (講談社現代新書)

<内容:アマゾン商品説明より> 「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」 (講談社現代新書) 前野隆司 (著)

参考

■THE BOOK OF TEA  By Kakuzo Okakura https://www.gutenberg.org/files/769/769-h/769-h.htm

■茶の本 岡倉覚三著 村岡博訳 底本:「茶の本」岩波文庫、岩波書店https://www.aozora.gr.jp/cards/000238/files/1276_31472.html

The Book of Tea (Audio Book) by Okakura Kakuzo (1863-1913) YouTube

Penguin Classicsの日本人が朗読しているもの ■Narrated by: Sadao Ueda

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