目覚ましをセットせず10時間も寝てしまったもんざです。
自分では大丈夫だ、と思っていても疲れは無自覚に蓄積されるんですね。
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教では、安息日が定められているそうです。
『ユダヤ教では前6世紀以来〈シャバット〉と称し,とくに厳格に守られ,後2世紀ごろよりローマ世界を経て全世界に広まった。本来は〈仕事を中断する,やめる〉という意味である。(中略)日常生活を中断し,すべての時間を人間の処理自由のものと考えず,一定の時を神の御業を喜ぶ時とする時の生き方を表す。』(引用「株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版」)
多くの日本人には馴染みがない考え方ですが、2千年近く絶えることなく世界中で受け継がれているのは、人間にとって、このような考え方が必要だからなのかもしれません。(私は自分を信心深くない仏教徒だと思っています)先週土日を含めて1週間お休みをして、日常生活を中断していました。なかなか言葉が通じない国々を一人で旅していましたが、幸いなことに、どの国でも良い人たちに助けてもらうことができて、本当にありがたいことだなぁと思いながら帰国しました。一人旅は、自然に感謝の気持ちが持てるようになることも、良い効能のひとつですね。
さて、課題です。
4月の課題ワーク:
・何かがうまくいかないのは才能不足が原因だと思いますか?
→YESの場合:なぜそう思うのかを共有してください
→NOの場合:では何が原因だと思うのか共有してください
旅行中に何かトラブルが起こるたびに、「これは私の才能が不足しているからなのか?」と考えていたのですが、結論はNOでした。
不足していたのは、才能ではなく、柔軟な思考力でした。あるいは、状況判断力、予測力、交渉力など、いずれも、後天的に身につけられるものばかりだと気づきました。「才能がないから仕方がないよね」と言い訳ができないから、さらに自分の努力不足が明確になるという厳しい結論ですね。
今回の旅行は「大人の修学旅行」というテーマだったので、読書会の課題とは別に、個人的な事前目標も4つほど作っていました。
4 points of goals(4つの目標)
https://monza-study.com/archives/4717
4つとも、おおむね達成できたのではないかと考えていますが、これも才能ではなく、ようやく自分の性格や考え方のクセを理解できるようになったからにすぎません。簡単ではないけれど、ちょっと頑張れば達成できるな、ということがあったら、事前にブログに書いておくのです。オンライン英会話の先生との会話ネタに使ったりすると、自然な感じでゆるい強制力が発揮されることに気づき、それを活用しています。
まだまだ未熟な部分は多いのですが、今年中に1冊Kindle出版をしたいので、「私には書く才能がない!時間がない!」などと諦めて逃げようとせずに、これも上手くコントロールして達成したいです。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
明日もよろしくお願いします。