やはり慣れが必要なんだなと思ったもんざです。
マニラでTOEICを初めて受けたのが昨年2024年7月13日です。
2024年にもう一度受けようと思っていたのに申込が遅れて、今日ようやく2回目を受けることができました。
自分用に申込手順をマニュアル化したので、今後は申込から受検まで、もう少しスムーズにできるはず!ちなみに申込手順はこんなかんじ。他の方のブログが非常に参考になりました。
- 1.公式サイトの確認
- 2.指定口座への振込
- 3.Googleフォームから申し込み(振込証明、自分の画像、パスポート画像をアップロード)
- 4.念のため事務局へメール
- 5.受検1週間前にお知らせメールが届く(届かなかったら事務局へメール)
受検後の結果は、1週間くらいですぐに配達されるのでありがたいです。
800点目標なのに、前回は750点だったので、今回はけっこう頑張って試験勉強したつもり。
1回目に比べて緊張も少なくて、時間配分も良かったはず。
でも先日うけた模試は760点でしたからね。。。
読解力と読むスピードを上げたいので諦めずにコツコツと弱点補強していきます。
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もんざの進捗報告
今月みなさんと共有するのは、こちらです。「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU
今回は、1946年2月8日にトリビューンに掲載されたエッセイから、面白かったところを共有します。
このエッセイでオーウェルは自分が現在所有している本442冊の内訳を述べ、かかった費用は総額82ポンド17シリング6ペンス、過去15年の読書経費の総額は年間ほぼ25ポンドと見積もります。
引用「本を買うどころか読むだけでも贅沢な趣味で、庶民には手がとどかないのは当然ということになっている。一時間あたり何ペンスという換算の仕方で正確な読書代を計算するのはむずかしいが、わたしはまず自分の蔵書目録を作って、その代価の総計を出してみた」
引用「1938年当時のイギリス人は、アルコールとタバコに年間一人あたり10ポンド近くは使っていた。(中略)1944年には、一人あたりの酒タバコ代は23ポンドにも達した」
引用「戦前のイギリスにおける年間出版点数が、重版と教科書をふくめて一万五千だったことはわかっている。1点ずつが各一万部売れたとしてーーただし、これは教科書を勘定にいれても高い数字だろうがーー平均的なイギリス人は、直接間接、年間約三冊の本を買っていたことになる。三冊まとめても一ポンド、あるいはそれ以下ではないだろうか」
本が高いから買えないという労働者たちは、ドッグレースや、映画やパブにはお金を使っている。
つまり買わない理由は値段ではなく読書がおもしろくないからだ、というのがオーウェルの結論でした。
私はいったい何冊所有し、これまでいくら書籍代に使ってきたんだろう?
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加予定者(4名)
- もんざ「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU
- Treeさん「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房 https://amzn.to/4hhvugb
- じょあんなさん「算数文章題が解けない子どもたち ことば•思考の力と学力不振」岩波書店 今井むつみ著 https://amzn.to/40Oghwo
- にしやまさん「REAPPRAISAL リアプレイザル」内田舞(著)実業之日本社 https://amzn.to/4aT00Ll
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共有予定の本
鋭利で辛辣、政治一辺倒――そんなオーウェルのイメージは本書を読めば心地よく裏切られる「人間はぬくもりと、交際と、余暇と、慰安と、安全を必要とするのである」自然に親しむ心を、困窮生活の悲哀を、暖炉の火やイギリス的な食べ物、失われゆく庶民的なことごとへの愛着を記して、作家の意外な素顔を映す上質の随筆集
「一杯のおいしい紅茶」ジョージ・オーウェル著 中公文庫 https://amzn.to/3WRxIuU
生産性を高める新しい機械や生産方法は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反している。中世ヨーロッパにおける農法の改良は飛躍的な増産を実現したが、当時の人口の大半を占める農民にはほとんどなんの利益ももたらさなかった。船舶設計の進歩による大洋横断貿易で巨万の富を手にする者がいた一方で、数百万人もの奴隷がアフリカから輸出されていた。産業革命にともなう工場制度の導入で労働時間は延びたにもかかわらず、労働者の収入は約100年間上がらなかった。なぜこのようなことが起きるのか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する。
「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房 https://amzn.to/4hhvugb
つまずきの原因を「読解力が足りない」で済ませては支援につながらない.著者らは学習の認知メカニズムにもとづいて,学力の基盤となることばの知識,数・形の概念理解,推論能力を測るテストを開発.その理念と内容,実施結果を紹介し,それで測る力が算数・国語の学力とどのような関係にあるのかを質的・量的に検討する.
「算数文章題が解けない子どもたち ことば•思考の力と学力不振」岩波書店 今井むつみ著 https://amzn.to/40Oghwo
ハーバード大学医学部准教授の著者(小児精神科医/脳神経科学者)による、”今よりもきっと楽に生きられる思考法”「リアプレイザル(Reappraisal)」の解説書。本書で解説する「リアプレイザル(Reappraisal)」は、科学的根拠のある心理療法である「認知行動療法」の中の対処法の一つです。それは「嫌な感情を覚えた際に、それをできるだけよい感情に変えていく」方法です。不安・恐怖・緊張・焦燥など、さまざまな感情のコントロールに有効であることが多くの研究からわかっています。
「REAPPRAISAL リアプレイザル」内田舞(著)実業之日本社 https://amzn.to/4aT00Ll
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