やってみよう

美術鑑賞にTRY

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やってみよう
この記事は約3分で読めます。
千代田線の乃木坂駅から直結で、
とても分かりやすかったです。

で。何を見に行ったかというと、
私のお目当ては、
フランケンサーラーの作品。

1992年に学芸員の実習を
富山県立美術館で受けたのですが
その時、偶然展示されていた
フランケンサーラーの
イエロージャックという作品に
一目惚れ。

1994年に町田市立国際版画美術館で
開かれたフランケンサーラー版画展で
買ったポスター(フリーフォール)を
今でも部屋に飾っています。

いつか本物の作品を購入できたら
いいなぁと思っています。

新美術館の今回の企画展は、
フィリップス・コレクションの中から
110点を選んで展示するという企画で、
そのうちの1点がフランケンサーラーの
キャニオンという作品でした。

チラシに印刷されているものと本物では
やっぱり色合いが異なっていました。
カンヴァスの質感も印刷では表現できないので
どうしても受け手の感触も違ってくるな、と
久しぶりに本物を見て感じました。

私は、真正面からじゃなくて、左斜め前から
眺めると、画面の触感が感じられて、
作者と繋がれる気持ちになるのですが、
この楽しみ方も本物を前にしているから
できることですね。(あと、美術館が
ほどよい入場者数だから、というのも
ありますね)

全ての作品を堪能したあと、じゃあ記念に
絵葉書でも買おうか、と思ってみてみると
これもやはり印刷なので、本物とは別物と
いう感じ。(あたりまえか(笑)

でも、本物を見た後に偽物にお金払いたくない
感じなんだよな~、でもなんか欲しいんだよな~と
いう矛盾した気持ちでウロウロしていると、
けっこう皆様、がんがんと購入していらっしゃるんですよ。
(←1枚100円で、こんなに迷ってるの私くらい??
と自分に突っ込みました☆彡)

そうすると、ま、いっか。記念だし~。
という気持ちになり、気にいった作品の
絵葉書を購入しました。

それにしても、オキーフの葉っぱは、
どうしてあんなにねっとりした感じなんだろう?
そして本物にはあった、ねっとりした
色っぽい感じが絵葉書にすると、やっぱり
消えちゃってるんだよね。
(それでも葉書からパワーが感じられる
のだから、やっぱり人気のある人は
ちがうんですね)

60歳くらいまでには、フランケンサーラーの
本物、1枚、手に入るご縁があるといいな~!


▲う~~ん。すごい色になっている・・・
上:ヘレン・フランケンサーラー「キャニオン」
左上:スチュアート・ディヴァス「青いカフェ」
左中:エドワード・ホッパー「都会に近づく」
左下:ジョージア・オキーフ「ランチョス教会」

【ERROR】出かけるのが午後からになってしまい、美術館での
まったり時間が少なくなってしまった。美術館内の図書館も
今度ゆっくり見てみたい。建物も、とても素敵だったのに
こちらもゆっくりみることができず、残念でした。

【感謝】美術館に行くことの優先順位を下げていましたが、
コーチの一言で、自分の本当の気持ちが分かりました。
ありがとうございます。
新しい視野の広がりを得られ、自分の過去の振り返りも
できたことに感謝です。

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    絵の観方をご存知のもんざさんが羨ましいです。
    私も凄くたま~に行くのですが、観方が分りません。
    いや、そんなに難しく考えなくて良いのでしょうね。
    心が感じていることた大切ですね~❤

  2. ヘップバーン より:

    SECRET: 0
    PASS:
    美術鑑賞、いいですね!
    この夏にワシントンD.C.のフィリップス・コレクションに行きましたので、とても興味深く記事を読ませていただきました。
    フランケン・サーラーという画家のことは知らなかったので、たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

  3. Elly より:

    SECRET: 0
    PASS:
    美術館の個人展って本当にいいですよね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
    その方の人生を追っかけているような、その時代だから、こんな作品なんだ…みたいな感動があります\(^o^)/
    私もいつも絵葉書かってしまいますが、やはり本物の良さはなくなってしまいますね

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