ちょっとホッとしたもんざです。
母、妹と一緒にマニラから二泊三日で、どこかに遠出しようと話していました。
フィリピン国内?それとも香港か、台湾?
結局、母の体力と希望を勘案し、フィリピン国内(セブ)に決定しました。
航空券は私が購入し、妹がホテルを予約して購入。
チームプレイができるとホントに助かりますね。
進捗報告
今月みなさんと共有するのはこちらです 。
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今回は最終章の第9章「東南アジアで広がる権威主義と民主主義の衰退」から印象に残ったところを共有します。
この章で著者は、東南アジア諸国を比較し、各国の民主主義の状態がどうも芳しくないことを読者に示すのですが、とはいえ、アジアに民主主義が根付かなかったとも断言しません。
引用「スウェーデンの独立調査機関V-Dem(Varies of Democracy)研究所の「民主主義報告書2024」は、世界の平均的な市民が享受している民主主義の水準は2023年に1985年の水準まで低下したと指摘した。フィリピン政変の前年まで後退したというのだ」
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引用「(比較政治学者の)川中によれば、ある政治体制が民主主義と分類されるためには、自由で公正な選挙のほかに、包括的な政治参加、市民的自由の保障の三つが満たされている必要があり、これらが欠けていれば権威主義に分類される」
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本章では、シンガポール、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマーなどの近年の政治状況も、コンパクトに整理されています。
一番の驚きだったのは、経済的には豊かでもシンガポールは言論の自由が限定的であるということでした。つまり民主主義的であることは経済的に発展できることとイコールではない、ということですよね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
参加者(3名)
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- (仮)やまぐちさん
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共有予定の本
アジアや東欧の民主化の先駆けとなったピープルパワー革命から約40年。国を追われたマルコスの息子がいまや大統領となり、独裁時代の記憶が抹消されつつある。メディア弾圧とフェイクニュースが横行する現在、フィリピンの民主主義の姿とは。現地在住のジャーナリストが長年の取材をもとに描き出す、渾身のルポ。
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