カウントダウンコラム1. Zoom読書会9. 読書会(勉強会)

読書会まで2日/歴史修正

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カウントダウンコラム
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一気に賑やかになるなぁと思ったもんざです。

昨日の午後は半休を取ってニノイ・アキノ国際空港(NAIA)へ妹を迎えに行きました。

妹は早朝に富山空港を出発し羽田で国際線に乗り換えるANAの格安航空券を運よく購入できたと喜んでいました。

母と2週間、小さな言い争いをしつつも楽しく過ごしてきましたが、妹が加わると、母の雰囲気も少し変わり、私の態度も変化するようです。

人と人との関わりって、ほんとに不思議な化学反応を引き起こすものだなぁ。

私と妹が大人になったぶん、母が子どもに近くなっている感じもします。

進捗報告

今月みなさんと共有するのはこちらです 。

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今回は第8章「歴史修正と政権交代の意味」から印象に残ったところを共有します。

この章では、歴史は権力者によって都合の良いように書き換えられる、という事例が良く分かる内容になっています。

引用「8月21日の「ニノイアキノデー」。83年のこの日、米国から帰国したニノイがマニラ国際空港で暗殺された。事件をきっかけに反マルコス運動が広がり、86年の政変につながる起点となった日だ」

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引用「ニノイ・アキノ国際空港は、政変後の87年、コラソン・アキノ政権下でマニラ国際空港から改称された。ところが現政権が誕生した当日の22年6月30日、与党の下院議員が「フェィルディナンド・マルコス国際空港」に改称する法案を提出した。」

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引用「母(イメルダ)から息子(ボンボン)に託されたミッションは「一家(マルコス)の名誉回復」である。マラカニアン宮殿への凱旋を果たしたいま、政府機関やメディア、SNSなどを通じて不都合な過去を消し去り、一家のイメージを美化する試みが一歩ずつ着実に前進している。ボンボンの任期中、相続税が支払われたり(2030億ペソが未納/97年最高裁で確定)、汚職の罪でイメルダが収監されたりすることを信じる人はフィリピンにはいない」

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政敵の名を冠した祝日を失くそうとしたり、空港の名称を変更しようとするのは、高額な相続税の未納が20年以上も放置されていることに比べると、たいした問題じゃないように思えます。

著者は、なぜ歴代の政権がこれを放置してきたのかを疑問視していますが、おそらく歴代の政権を握ってきた政治家たちも、税金を払っていなかったからではないでしょうか。

今日も読んでくださってありがとうございます。

また明日もよろしくお願いします。

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